Vol.106 特集:Windows標準機能「ファイル履歴」で簡単履歴管理 !!

月刊 B-2 News 3月号 Vol.106を配信します。

━━<月刊B-2 News Vol.106>━━━━━━━━2018/03/07━━
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━━<ご挨拶>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。
<一座建立>の経営理念の言葉を入れた「お抹茶色の名刺」
でお馴染みの、<月刊B-2 News>編集長の齋藤です。
1ヶ月間のご無沙汰です。

3月にお誕生日を迎える皆様、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日祝いをすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さい。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた大勢の方のお陰です。
心から感謝しましょう。

━━【特集】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Windows標準機能「ファイル履歴」で簡単履歴管理!
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技術部ネットワーク担当の池田が、日頃利用しているチョット便
利な「フリーウェア」や「Tips」を、今回はご紹介します。

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「ファイル履歴」は過去のファイルを取り戻すツールです
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日頃このような失敗経験はありませんか?

気が付いたら大事なデータをゴミ箱に入れて消してしまった!

大事なデータを上書き保存してしまった!

マイドキュメントに保存していた先月のデータがいつの間にか消
えてしまった!

「ファイル履歴」はこんな時に過去のデータを復元できる仕組み
です!!

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XPから実装された「元祖システム復元!」についてのおさらい
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皆さんは、Windoiwsの「システム復元」機能を使った事はありま
すか?

「システム復元」機能は古くはWindowsXPから実装された機能
で、パソコンの調子がおかしい時や不調原因が解らない場合に使
えるパソコンのシステムやインストールしたアプリケーションの
状態を過去の状態に戻す機能です。

保存された過去の状態は「復元ポイント」と呼ばれます。
この「復元ポイント」が作成されるタイミングは、月次の
WindowsUpdateの際や、アプリケーションのインストール時、そ
の他一定の条件で実施されますよ。

また「システム復元」は、利用者が作成したファイルや設定には
変更を行わないために、誤って個人のデータ紛失や消去も行われ
ません。

従って「システム復元」の機能は、パソコンのまさかの障害発生
時に、強力かつ便利な機能で、機械的な故障以外であれば殆どの
障害を解決できる優れモノでした。

それまでの初期のWindowsとは違いWindowsXPが支持されてきたの
も、システムの安定性とこの「システム復元」機能が人気の一つ
だったのかもしれませんね。

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「ファイル履歴」は「復元」のユーザーデータ「特化」版
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これから紹介する「ファイル履歴」は、先ほどの「システム復
元」の機能を、個人の作成したテータをバックアップや履歴保存
する仕組みに特化した機能になります。

対象となるWindowsはWindows8.1又は Windows10となります。
残念ですがWindows7は対象外です。

「システム復元」は、システム廻りのバックアップを中心として
機能していて、その「復元ポイント」作成のタイミングは頻繁と
は言えない状態でした。

「ファイル履歴」は、データの対象が「ユーザーデータ」の履歴
になり、実行頻度は標準で1時間毎となります。

標準の1時間毎ではデータが直ぐにあふれてしまわないか?
動作が重くならないか?
の心配はご無用です。

「ファイル履歴」の実行は、全ファイルのコピーでは無くユーザ
ファイルの変更を感知して変更ファイルのみの保存を行います。

また、システムの負荷が低いアイドル状態時に実行されるので、
パソコンの動作が特に遅くなることもありません。

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「ファイル履歴」の準備と設定をしよう
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「ファイル履歴」を有効にするには、まずは起動ドライブ以外の
メディアが必要になります。

「システム復元」の「復元ポイント」では、内蔵の起動用ハード
ディスクで良かったのですが、今回の「ファイル履歴」の場合は
バックアップが目的の為に保存先の条件は、起動ドライブ以外の
何等かのメディアが必要です。

まずは「ファイル履歴」の保存先となる外付けハードディスクや
USBメモリ・SDカード等を準備して下さい。

準備したメディアをパソコンに取り付けて、適切な形式でフォー
マットして下さい。(NTFSを推奨)

必要に応じて「BitLocker」で暗号化しても良いでしょう。

準備が完了したらドライブ名をメモしましょう。(DとかEドライ
ブ)

それでは「ファイル履歴」の設定に入ります。

1)「コントロールパネル」を開きます。
※「コントロールパネル」の右上の「表示方法」が「カテゴ
リー」の場合は「大きいアイコン」又は「小さいアイコン」に変
更してください。

2)一覧の中から「ファイル履歴」を選択します。

3)先ほどのメディアが正しく認識されていれば「コピー先」に
そのメディアが設定されていると思います。もし違うメディアが
設定されていたり、まったく認識されていない場合は、左側一覧
から「ドライブの選択」を選んで設定してください。

4)「コピー先」の確認後は下の「オンにする」をクリックす
る。

設定は以上です。とっても簡単ですね。

保存のタイミングや、保存対象を変更するには、左側の一覧から
「除外するフォルダー」や「詳細設定」から変更出来ます。

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「履歴」データの復元も簡単です。
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それでは今度はデータの復元方法です。

「ファイル履歴」の左側一覧より「個人用ファイルの復元」を開
くと、専用のウィンドウが開いて、履歴保存されているフォルダ
の一覧が表示されます。

下の左右の矢印を選択すると履歴保存されている日時が選べま
す。

履歴保存されているフォルダを開いて復元したいファイルを選択
後、下の「グリーンの円」を選択すれば、即同じ場所に復元され
ます。
(※復元先に同名のファイルがあると上書きされますので上書き
されたらまずいファイルは事前に退避して下さい。)

復元もとっても簡単ですね。

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「ファイル履歴」の注意点をいくつか・・・
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とっても便利で強力な「ファイル履歴」ですが幾つか注意点があ
ります。

大事なことは、「ファイル履歴」をデータバックアップツールと
して過大な信頼をしない事です。

確かに「履歴」=「ユーザーデータ」なのですが・・・

自動化ゆえに気が付かない内に保存メディアのドライブ名が変
わったりしてバックアップエラーが発生してもデスクトップ画面
上エラー表示はされません。

また履歴を保存するタイミングもアイドリング中なので設定時間
通りでなく開いているファイルは保存されません。

著作権等で保護されているファイル等の保存も出来ない可能性が
あります。

時折「コントロールパネル」内の「ファイル履歴」画面で、動作
状況やエラー状況を確認する事が大事です。

私は個人的には「ファイル履歴」は「履歴」管理中心の利用とし
て、大事なデータバックアップは他のツールとの併用で運用して
いますよ。

それでは次回の月刊B-2 Newsでまたお会いしましょう。(池田)

━━<編集後記>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
怪我しても金! 練習不足でも金!! 枯れた技でも金!!!

ピョンチャン・オリンピックのフィギュアスケート男子で、
66年振りの金メダル2連覇を果たした羽生結弦選手・・・

1924年の第1回冬季オリンピックでの金メダル第1号以来、
1000個目の金メダル獲得者の記録も合わせて樹立しました・・・

66年振りの金メダル2連覇に、
94年目の金メダル1000個目獲得がおまけに・・・

不運の怪我にも忍耐強く、
沈着冷静に目標達成を目指した、
羽生結弦選手への神様からの贈り物でしょう。

貴方は、正直ですか?
貴方は、素直ですか?
貴方は、謙虚ですか?

貴方は、努力していますか?
貴方は、逆境に前向きですか?
貴方は、運を味方に付けていますか?

貴方は、経営者の資質を備えていますか?
貴方は、持てる力を120%発揮していますか?

それでは次回の月刊B-2 Newsでまたお会いしましょう。(齋藤)

━━<最後に>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回の内容はいかがでしたか?
皆様のお役に立てれば幸いです!

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直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、
後々ボディーブローの様に効いてくるかも知れませんので、
しばらくの間お付き合い下さい。

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