Vol.096 Windows OSの行く人(Vista)・来る人(Creators Update)

卯月四月の月刊 B-2 News Vol.096を配信します。

━━<月刊B-2 News Vol.096>━━━━━━━━2017/04/03━━

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関係諸団体の皆様や名刺交換をさせて頂いた皆様へ、
毎月の第1営業日頃にお届けしている<情報の定期便>です。
<ICTの情報収集>としてお気軽にお読み下さい。

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━━<ご挨拶>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。
<一座建立>の経営理念の言葉を入れた「お抹茶色の名刺」
でお馴染みの、<月刊B-2 News>編集長の齋藤です。
1ヶ月間のご無沙汰です。

4月にお誕生日を迎える皆様、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日祝いをすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さい。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた大勢の方のお陰です。
心から感謝しましょうね!

━━【特集】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Windows OSの行く人(Vista)・来る人(Creators Update)
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技術部ネットワーク担当の池田が日常業務で常に直面している、
「サイバー空間の脅威」に関する情報や対策をご紹介致します。
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Windows Vistaのサポートが今月4月12日(日本時間)に遂に終了
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2006年にリリースされたWindows XPに続いたマイクロソフト製OS
のWindows Vistaでしたが、いよいよ今月の4月12日(日本時間)
にサポートが終了します。

OSのサポートが終了とはソフトウェアの不具合やセキュリティの
問題などを解決するための「更新プログラム」の提供が終了する
事であり、即ちネットワーク必須の環境では「OSの死」を意味し
ます。

Windows Vistaは、当時としては、最新の操作性や高度なネット
ワーク機能及び強固なセキュリティを誇っていましたが、快適な
動作に要求されるスペックが高く、その為にXPと比べて導入コス
トが高い・動作が遅い・使い辛い等としてXPからの乗せ換えも
中々進まないまま過ぎて行きました。

2009年にサービスパックSP2が配布された頃には、ようやく市場
のパソコンの性能も上がり、動作も軽くなったのですが、同年に
発売された次期OSのWindows7がそれ以上に快適だったために、利
用者は「Vistaをスキップ」してWindows7への移行を選ぶとい
う、市場から敬遠された不遇のOSですね。

私の周りではWindows Vistaを仕事で利用するユーザーは殆ど居
ませんが、ご家庭用のパソコンではまだまだ居るようですので、
まだご利用の方は出来るだけ早く移行するかオフライン等の限定
的なご利用をお勧めします。

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Windows 10の次期大型アップデートは4月11日から配信予定
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さて一方のWindows10では、次期大型アップデートである
「Windows10 Creators Update」が配信間近(4月11日予定)と
なっています。

Windows10は、従来のWindowsOSの様なサービスパックと言う「大
型アップデートは廃止」され、その代わりWindows Update によ
り機能改善や新機能を含むOSの無償アップデートが継続的に実施
されるようになっています。

特に機能強化やインターフェース改善の様な大型アップデートに
ついては、年に2-3回予定されており、前回の大型アップデート
は昨年のWindow10無償アップグレード期間終了直後の、8月上旬
に配信された「Windows 10 Anniversary Update」でした。

この時には、突然のインストール開始による業務の中断や、アッ
プデート後の操作画面の変化、各種アプリケーションやセキュリ
ティソフトウェアの動作不能等が発生して、大量のお問合せに対
応した覚えが有ります。

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前回の轍は踏まず! Windows 10 Creators Updateに備えよう
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「Windows 10 Creators Update」は、その名通りクリエーター向
けの機能強化がメインですが、その他にもインターフェースの変
更が有ります。

【The Creators Update|2017 年に追加される新しい機能】
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/upcoming-features

基幹業務用アプリケーションやセキュリティソフトウェアは、修
正プログラムの適用が必要になる場合があります。各製品のサ
ポート情報も事前に抑えておくと良いでしょう。

また、マイクロソフトの「Windows Insider Program」に参加す
る事で、いち早く「Windows 10 Creators Update」の「リリース
プレビュー」版を適用する事もも可能です。

「Windows Insider Program」への参加はマイクロソフトのアカ
ウントを使えば簡単に出来ます。

【Windows Insider Program に参加する】
https://insider.windows.com/

つい先日の4月1日に、マイクロソフトの「Windows Insider
Program」で「Windows 10 Creators Update」の「リリースプレ
ビュー版」が公開されました。

私も早速「リリースプレビュー版」を適応してみました。

当方の環境(Intel Core-i7+8GBメモリ+500GB一般ハードディス
クのデスクトップPC)では、アップデート完了に約1時間を要し
ましたが、スペックによってはもっと時間が掛かる恐れも有りま
す。

また、アップデート完了後には、前回と同様にファイルの関連付
け等幾つかの設定がリセットされますのでご注意下さい。

社内への導入が不安な環境なら、先ずは「Windows Insider
Program」に参加して、正規配信前に検証用の1台をアップデート
して、不具合の有無や業務への影響を調べておく方が良いかもし
れません。

それでは次回の月刊B-2 Newsでまたお会いしましょう。(池田)

━━<編集後記>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

サイバー空間の脅威は日に日に増える一方で全く減る気配無し。
そんな中でも、サイバー攻撃の定番で、昨年から約6パーセント
も増え、3年連続増加傾向にある「標的型メール攻撃」の実態に
迫り、その傾向と対策を少しだけお伝えしたいと思います。

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【1】標的型メール攻撃の傾向
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▼昨年と同様の攻撃パターン
1.事業者を偽装したアドレスからの攻撃
2.非公開メールアドレスへの攻撃
3.ばらまき型攻撃

▼添付ファイル形式に変化
1.圧縮ファイル(zip形式)が倍増
2.JavaScriptファイル(js形式)が大幅増
3.実行ファイル(exe形式)が増減動

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【2】標的型メール攻撃への対策
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▼仕事で取り扱うメールへの危機対策
1.ウイルス対策ソフト・OS・アプリを最新状態に更新
2.不審メールは開封禁止
3.送信元や内容を確認
4.不審メール受信時には、社内で情報共有
5.添付ファイル開封時の、システム管理者への緊急告知
6.添付ファイル開封後のLAN線を抜く処理手順の事前確認

▼社内の注意喚起の徹底
1.誰でも攻撃を受ける恐れが有る
2.自分は大丈夫だという保証は無い

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【3】知って得する「サイバー空間の脅威情報」
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・警察庁セキュリティポータルサイト「@police」
http://www.npa.go.jp/cyberpolice/index.html#topics

・総務省情報セキュリティポータルサイト
 「ここからセキュリティ!」
https://www.ipa.go.jp/security/kokokara/index.html

・独立行政法人IPA情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp

・一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
http://www.jpcert.or.jp/

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それでは次回の月刊B-2 Newsでまたお会いしましょう。(齋藤)

━━<最後に>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか?
皆様のお役に立てれば幸いです!

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直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、
後々ボディーブローの様に効いてくるかも知れませんので、
しばらくの間お付き合い下さい。

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株式会社インフィニティ 
月刊 B-2 News編集局
編集長 齋藤 純(SAITOH Atsushi)

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