Vol.100 特集:重要データが入ったUSBメモリの紛失・盗難が心配なアナタへ

8月の月刊 B-2 News Vol.100【100回記念号】を配信します。

━━<月刊B-2 News Vol.100>━━━━━━━━2017/08/01━━

このNewsレターは、
株式会社インフィニティが運営・管理している、
<インフィニティ・サーバー>をご利用のお客様やお取引先様、
関係諸団体の皆様や名刺交換をさせて頂いた皆様へ、
毎月の第1営業日頃にお届けしている<情報の定期便>です。
<ICTの情報収集>としてお気軽にお読み下さい。

▼初めての方や次の手続ご希望の方は最後尾からお読み下さい。

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◆ニュースレターの配信がご不要な方

━━<ご挨拶>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。
<一座建立>の経営理念の言葉を入れた「お抹茶色の名刺」
でお馴染みの、<月刊B-2 News>編集長の齋藤です。
1ヶ月間のご無沙汰です。

8月にお誕生日を迎える皆様、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日祝いをすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さい。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた大勢の方のお陰です。
心から感謝しましょうね!

この度の、「九州北部豪雨」に於きまして、亡くなられた方々に
哀悼の意を捧げますと共に、被害に遭われた皆様には心よりお見
舞い申し上げます。

被災地の方々に於かれましては、一日も早く復旧されますことを
心よりお祈り申し上げます。

━━【特集】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

重要データが入ったUSBメモリの紛失・盗難が心配なアナタへ
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技術部ネットワーク担当の池田が日頃利用している、チョット便
利な「Tips」をご紹介致します。

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データの簡易バックアップや持ち運びの一番人気はUSBメモリ
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大手企業では、社内データをUSBメモリにコピーして自宅に持ち
帰って作業する事は禁止されているはずですが、中小企業では、
社員の自己管理に任せているのが一般的のようですね。

また一方では、USBメモリの大容量化と小型化が災いして、盗難
や紛失に伴うデータ流出の危険性が増大しています。

対策としては、USBメモリ内のデータの暗号化が一番効果的です
が、だいぶ安くなったとは言え、市販されている普通のUSBメモ
リの価格と比べると、暗号化機能付きのメモリはまだまだ高価
で、また専用のアプリケーションの導入も必要なために、運用す
るにも結構手間がかかると思われがちです。

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USBメモリの暗号化機能がWindows標準なのを知っていました?
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USBメモリを暗号化する機能がWindows標準で付いていたんです。
USBメモリ暗号化機能の名は・・・「BitLocker To Go」!
その機能は、かつてはWindows Vistaの再上位エディションや、
Windows Server 2003から実装された「BitLocker」と言う機能
で、Windows8以降はProエディションから利用出来るんです。

今回は、従来の「BitLocker」がさらに便利になった「BitLocker
To Go」をご紹介しましょう。

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USBメモリやリムーバブルディスクも暗号化可能な優れ物です
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従来の「BitLocker」は、主に内蔵ディスク(起動ドライブ等)を
暗号化により盗難や紛失から保護する機能でしたが、進化した
「BitLocker To Go」は、USBメモリやリムーバブルディスクも暗
号化して保護できる優れ物です。

但し、Windows 8以降のPro版以上で利用できますが、現在サポー
ト継続中の他のWindowsでは利用できないので要注意です。

無印のWindows10やWindows7/8/8.1の利用者でも、他のパソコン
で既に暗号化されたUSBメモリのデータを、パスワードを入力し
て利用することは可能ですので、暗号化したいUSBメモリを
Windows10Proのパソコンで作成すれば、他のパソコンで使いまわ
す事も可能ですよ。

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「BitLocker To Go」での暗号化USBメモリの作り方は意外と簡単
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暗号化USBメモリの作成は簡単なウィザード形式です。

今回は、Windows10Proのパソコンでの作成方法をご紹介します。

【1】パソコンにUSBメモリを装着。

【2】認識が完了したら、エクスプローラー上でUSBメモリドラ
イブを右クリック。

【3】コンテキストメニューの一覧から「BitLockerを有効にす
る」を選択。

【4】ウィザードが開始して、「ロック解除の方法を選択」の画
面が表示されたら、「パスワードを使用してドライブのロックを
解除する」を選択し、「パスワードの入力」を実行して「次へ」
をクリック。

【5】「回復キーのバックアップ方法を指定してください。」が
表示されたら、バックアップ方法を選択。(回復キーはパスワー
ドとは異なる48桁(8桁×6組)の数字です)マイクロソフトアカ
ウントを利用している場合は、クラウド上に保管可能です。また
ファイルに保管や印刷も可能です。

但し、紛失すると危険ですので保管は確実に・・・

【6】「ドライブの暗号化する範囲の選択」の画面では、「使用
済みの領域のみ暗号化する」を選択すれば、初回の暗号化処理は
短時間で済みます。選択後は「次へ」をクリック。

【7】「使用する暗号化モードを選ぶ」の画面では「互換モー
ド」を選択。これにより、Windows 7/8/8.1でもパスワードを入
力してデータを開くことが可能。選択後は「次へ」をクリック。

【8】「このドライブを暗号化する準備ができましたか?」の画
面が表示されたら、「暗号化の開始」をクリック。

【9】暗号化が開始され、空のUSBメモリの場合は約1分以内で
処理は完了。

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自分のPCで暗号化したUSBメモリが、他のPCでも簡単に使える!
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自分のPCで暗号化したUSBメモリを他の人のPCに接続して、エク
スプローラー上でUSBメモリドライブを確認すると、ドライブに
鍵が掛かった状態で表示され、開こうとするとパスワード入力欄
が表示されます。

ここで「パスワード」を入力するか、または「その他のオプショ
ン」を選択して「回復キーを入力する」を実行すると、メモリの
中のデータにアクセスできます。

Windows標準の便利な機能ですので、利用しないと損ですよ!

それでは次回の月刊B-2 Newsでまたお会いしましょう。(池田)

━━<編集後記>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年9月に、総務省電気通信事業者の認可を取得して開始した
情報通信事業でしたが、約3年が経過した2008年8月1日に、【3
周年】を記念して当社初の【ニュースレター(月刊B-2 News)】
を発刊しました。

発刊第1号のタイトルは、「GIGA-7ファイル転送サービスのご案
内」でした。
→ https://www.create-value.jp/?p=6912

正月を除き毎月のように特集記事のネタに苦しみながらも、早い
もので、あれから約9年が経過し、お陰様で「月刊B-2 News」は
節目と成る「第100号」を迎えることができました。読者の皆様
には心から感謝申し上げます。

これからも、「業務システムの安定稼働と業務データの維持保
全」をメインテーマにした、「読者の皆様のお役に立てる情報の
発信」を心掛けて参りますので、変わらずご愛読の程宜しくお願
い申し上げます。

それでは次回の月刊B-2 Newsでまたお会いしましょう。(齋藤)

━━<最後に>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか?
皆様のお役に立てれば幸いです!

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▼▼▼ 初めての方や以下の手続きをご希望の方へ ▼▼▼
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直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、
後々ボディーブローの様に効いてくるかも知れませんので、
しばらくの間お付き合い下さい。

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<注>このメール宛への直接のご返信には対応しておりません。

━━<発行元>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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●サイバー空間とオフィス空間のセキュリティ対策を支援します
●先進性や新奇性よりも品質の良い安全なサービスを追求します
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株式会社インフィニティ 
月刊 B-2 News編集局
編集長 齋藤 純(SAITOH Atsushi)

〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-1-23-9F
TEL:092-714-2500
FAX:092-733-0066

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福岡県情報セキュリティ連絡協議会 幹事
総務省電気通信事業者届出番号H-17-916
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