【月刊 B-2 News Vol.050】を配信します。
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━━【B-2 News Vol.050】━━━━━━━━━━━【2013/02/01】━━
[1]ご挨拶_:日本の伝統的武道をスポーツにしてしまった功罪は大きい
[2]特集__:軽率な画像アップロードがブログ炎上やトラブルに繋がる
[3]編集後記:アラブの世界では評価されていたはずの日揮を教訓として
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[1]ご挨拶:日本の伝統的武道をスポーツにしてしまった功罪は大きい
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毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊 B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。
2月にお誕生日を迎える皆様へ、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!
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相撲・バスケット・柔道と制裁や体罰の問題は根が深くて収まらない
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2012年12月下旬に大阪市立桜宮高校2年の男子バスケットボール部主将が
男性の顧問教諭から体罰を受けた翌日に自殺。
ロンドン五輪の柔道に出場した日本代表を含む15名の女子のトップ選手
が、五輪強化合宿において園田隆二代表監督やコーチから暴力やパワー
ハラスメントを受けたと告発する事態が発覚。
そう言えば、以前にも相撲界でも幕下力士への体罰で死者が出た悲しい
ニュースが有りましたね。
一流選手を育てるためには「体罰」は本当に必要なのか?
体罰は短期間で力が付き結果が出せる指導力が不要な楽な教育指導方法。
勝利至上主義や金メダル至上主義が湾曲した教育指導に走らせたのでは?
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橋下徹大阪市長の教育行政批判にもうなずけるところが
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「学校や市教委は意識が甘すぎる」
「緊急事態の対応は市教委に任せられない」との橋下市長の怒りの先は、
ただただ怠慢な教育委員会側に単に投げ掛けられただけでは無く、その
本質は事の善悪が判断できない弱い立場の子供達を救う為のようです。
「知りません」・「聞いてません」・「そんな事実は有りません」の、
「隠蔽体質」や「無責任体質」の大人達からしか教育を受けざるを得な
い子供達は、まさに間違った教育や指導の犠牲者かも知れません。
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「愛の鉄拳教育」を受けていた指導者自身の意識改革が急務では?
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「愛の鉄拳教育」を受けていた指導者自身も、旧来のスポーツ教育の
方法に麻痺していたのでは無いかと一面では擁護される部分も有ります。
テレビでコメントをしている一流スポーツ選手達の多くが、自らの現役
時代にも「根性論的な指導」を受けていたが、当たり前と受け止めてい
たと語っていました。
その中で興味深かったのは、選手の性格や適性から判断して、多少過激
な指導方法が好まれたり、暖かく育てる指導方法が良かったりと、選手
の個性に合わせた指導が求められていると言う意見が有ったことです。
一方では、仮にどんな理由が有ったとしても、日常的・継続的な暴力に
頼るしかない指導は「指導能力の欠如」以外の何ものでも無く「無能な
指導者」だと言わざるを得ないという大変に厳しい意見でした。
「愛の鉄拳教育」を受けて意識が麻痺していた指導者自身の意識改革が、
今の日本スポーツ界には急務かも知れませんね。
指導方法の正当性を生徒にしっかりと説明して、選手を自発的・内発的
なトレーニングに導くような教える能力を身に付けた、コーチングスタ
ッフの育成の方が重要な気がします。
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練習の成果が最高の形で出せる理想的な指導には根底に「愛」が?
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私は中学生の時に活動していた部活の監督のことが、スポーツ刈りのそ
の怖い人相と同様に今でも強烈な印象で残っています。
問題のある校風を短期間で改善させ、更に学校や生徒達に自信を持たせ
ようとして取ったその先生の行動には、当時は子供ながらも理解できました。
常に「優勝」を目指して個人の能力を極限まで引き出そうとすること。
1年生であろうが3年生であろうが公平にチャンスを与えること。
男子であろうが女子であろうが平等に分け隔て無く強烈に叱ること。
校長で有ろうが教頭であろうが間違いは間違いと断固として意見すること。
体罰と受け取った生徒達が大挙して仕返しに転じた事件も有った様ですが、
「自分に厳しく、他人にも厳しい」を地で行く鬼監督でしたが、時には
笑顔をのぞかせる暖かい一面を持った人でしたね。
この監督の「指導方法」や「教育方法」は、自分の在任中に、その中学の
本質や問題・課題を把握した上で、具体的・効果的に解決しようと目指した、
涙ぐましく、そして決して間違いでは無い方法だったような気がしています。
あんな愛情豊かな熱血先生が今の教育界に沢山居たらな~と願うばかりです。
今一度思い出して欲しいクーベルタン男爵の次の言葉を。
「オリンピックは参加することに意義がある。」
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[2]特集:軽率な画像アップロードがブログの炎上やトラブルの元に
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技術部ネットワーク担当の池田が日頃利用している、チョット便利な
「フリーウェア」や「Tips」を毎回1種類ずつご紹介しています。
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SNSやブログへ画像のアップロードは今やとても簡単にできますが・・・
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ブログやSNSへデジカメやスマートフォンで撮影した画像をアップロー
ドしている方も多いと思います。
日頃のちょっとした感動や想いを伝える方法として、これらの画像はと
ても効果的ですね。
一方、何気無く撮った画像の公開により、ブログが炎上状態に陥ったり、
閉鎖に追い込まれる事件も結構耳にします。
画像のアップロードについては、その画像が公序良俗に反していないこ
とは当然のことですが、不特定多数が閲覧するインターネット上で公開
するとなれば、「肖像権」や「プライバシー」の問題が無いか、いわゆ
る「写り込み」についても事前に対処する必要があります。
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「写り込み」については1月より改正著作権法が全面施行されました!
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「写り込み」については建築物やキャラクター等々の著作物について、
今年の1月より改正著作権法が全面施行されて、「軽微な構成部分」に
ついては「写り込みOK」となりましたので、要チェックですね。
⇒ http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121227_580502.html
【文化庁の「いわゆる「写り込み」等に係る規定の整備について】
⇒ http://www.bunka.go.jp/chosakuken/utsurikomi.html
しかし「軽微な構成部分」の範囲についてはその都度の判断になるため、
今後も十分な注意が必要ですね。
個人が特定できるような「写り込み写真」をウェブページで公開する
ことは「肖像権」または「プライバシー権侵害」となることがあります
ので、画像の解像度を落としたり、ぼかしなどの画像処理を行ったりして、
個人が判別できないようにしておくことが「必須条件」になります。
そこで未然にトラブルを回避するために、今回は「画像のぼかし」処理
が簡単に出来る便利なツールをご紹介致します。
その名は「MoZA(もざ)」というちょっと変わった名前です。
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ぼかしたい所をなぞるだけで「ぼかし」が出来るツールです。
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【MoZA(もざ)のダウンロード】
⇒ http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/art/se481229.html
1.ダウンロード後は解凍して「MoZA.exe」を起動して下さい。
2.処理したい画像をドラッグドロップするかファイルメニューから
「開く・・・」で開いて下さい。
3.「ぼかし」たい部分はマウスでドラッグするだけです。
たったこれだけで「ぼかし」処理は終了です。実に簡単でしょう。
上記ソフトウェアはWindows専用版ですが、パソコンへのコピーが結構
手間だと言うスマホユーザー向けには、iPhone用の「Touch Mosaic」と、
Android用の「Touch2Pixel」の2つがきっとお役に立つはずです。
いずれも、AppStoreやGooglePlayで検索すれば直ぐ見つかります。
上記2つのアプリは、作者は違いますがどちらも「ぼかし」たい部分
をタッチするだけで「ぼかし」が完了する優れモノですよ。
是非ともお試し下さい。
それでは次回の[特集]でまたお会いしましょう!(池田)
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[3]編集後記:アラブ世界では評価されていたはずの日揮を教訓として
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最近は「フリーペーパー(無料情報誌)」が花盛りですね。当社にも、
宅配やポスティングなどで毎月色々なものが届きます。
その中の一つに、知り合いの会社が発刊している月刊誌が有ります。
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フリーペーパーの中にはあなたにとってのお宝情報が?
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女性向けの内容が中心なのですが、教養に関する記事も含まれています。
先日届けられた雑誌に目をやると、「抽選で800名をジャーナリスト
池上彰氏の講演にご招待」の記事が目に入りました。・・・ん?
正確には、「九州大学公開フォーラム」にご招待の記事です。そして、
その基調講演が池上彰氏の「何のために学び、何のために伝えるのか
~今求められる学びのちから~」でした。
そう言えば、2006年の創立95周年記念講演会では京セラ株式会社名誉
会長の稲盛和夫氏が「リーダーのあるべき姿」の記念講演を、2010年
の創立99周年記念講演会では作家の夏樹静子氏が「司法と文学」の
記念講演をそれぞれされています。
稲盛和夫氏の時には抽選に外れましたが、夏樹静子氏の時には運良く
抽選に当たったことがありました。
そして、今回も家族4名分で応募した結果、見事に2名分が当選!!!
今年は「運が良い」と、息子と二人で楽しみに参加!
当日の午前中は所属団体の仕事をこなして、さっそく会場となっている
九州大学箱崎キャンパスの中の創立五十周年記念講堂に向かいます。
スタートが出遅れたこともあって、会場は既に満席状態。何とか壁際
近くの席をゲット。う~ん、チョット見難いかも? でも我慢、我慢。
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池上彰氏による「~今求められる学びのちから~」の話は分かりやすい
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我々が生きている現代の世の中は実に様々な出来事や情報が氾濫してお
り、それらは決して他人事ではなく無関心に避けてはいられません。
世の中は猛スピードでグローバル化し、複雑化し、混迷を極めています。
そのような中、現代社会をより正確に理解するために、我々が必要とす
る「学び」とはどのようなものであるべきかを、アラブの人質事件など
を例にして分かりやすく解説して頂きました。
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ここは地の果てアルジェリヤ、どうせカスバの夜に咲く、酒場の女のうす情け
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昔懐かしヨーロッパの外人部隊を主題とした映画「深夜の女」の主題歌
「カスバの女」に、過去の戦争の状況が垣間見れます。
ヨーロッパ人達が身の危険を避けて、国籍・前歴・犯罪歴などは一切問
わずにお金で集めきて、自分達の身代わりに植民地の治安維持などに当
てられた職業軍人のフランス外人部隊の兵士に想いを寄せるカスバの女
のストーリーだそうです。確かに歌には聞き覚えがあります。
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アラブで人質となって殺害された日揮株式会社の社員は企業戦士か?
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資源小国ニッポン! 技術大国ニッポン!・・・日本人の誰もが痛いほ
ど良く解っているこの言葉。多くの商社マンや技術者がそうしたように、
国民の期待や国の期待を一身に背負って、「資源調達」のために中東へ、
「日本製品の販売」のために世界中の隅々までと、日本人を見ない地域
は無いと言われるほど世界中を飛び回っているのです。危険な場所でも。
日揮の社員の中には社外のスタッフも大勢含まれていました。中には、
行くことを嫌がっていた者も居たようです。戦場の中での仕事が怖くて。
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アラブの世界では評価されていたはずのプラント企業の日揮でさえも?
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プラント企業の日揮がアラブ世界で評価されてきたのは、 アラブ人を
二流扱いして技術を教えない欧米企業とは違って、アラブの建国・富国
のために、日本の技術を伝えながら支援していたようです。
内戦状態でも決して撤退しなかった「アルジェリアの真の友人」である
日揮でさえも・・・アラブ人が反日の方向に向かってしまっては、もう
日本人にとって安全な場所は中東には無くなってしまったのでしょうか?
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欧米の大学教育の在り方に習って横断的・多面的な基礎教養が必須!
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日本の大学の「欠陥」はその「専門性」に有るそうです。一見して、
「専門的な知識や技術」を学び、身に付けることはスペシャリストの育成
には欠かせないと思っていました。しかし、それが大きな「間違い」。
「直ぐに役に立つ知識や技術」は「直ぐに役に立たなくなる」そうです。
「直ぐには役に立たない知識や技術」こそが、後々ボディーブローの様に
効いて、「ずっと役に立つ」そうです。
欧米では、大学の4年間は「基礎教育(哲学・心理学・宗教学・科学)」
を中心に学びを深めるそうです。
そして「専門的な知識や技術」を学び、身に付け、スペシャリストに育
だてるのはその後の上級コースに進んでからだそうです。
要するに「一般教養を身に付けていないスペシャリストは役に立たない」
という理論です。これには全く同感です。偏った専門知識は弊害ですね。
戦後の間違いだらけの教育を受けてしまい、イベント的な「宗教観」し
か経験出来ていない日本人学生のほとんどが「宗教」も全く語れないと
いう現実が、日本人としての自信損失にもつながるのかも知れません。
教育の弊害を無くすために九州大学が取り組んでいる「21世紀プログラム」
を受講しているの男女6~7人の学生さん達と池上さんとの討論も本質論
に熱が入っていて、大変興味深く楽しく聞かせて頂きました。
日本の歴史・文化そして国民こそが「ニッポンの財産」です。そして、
その力を無駄なく効果的に発揮させる為には、世の中の情勢や事象を、
「点」では無くて「線」や「面」で捉えることが絶対に欠かせません。
昨年の春から、東京工業大学のリベラルアーツセンター教授に就任して、
九州大学と同様の教育に取り組まれている池上氏の解りやすいお話から、
今までのような「役に立たない上っ面の知識教育」から早く脱却して、
物事の本質を見極め、問題・課題を明確にし、具体的・効果的な判断と
行動を起こす為の「素晴らしい個性が発揮できる役に立つ知恵」の活用が、
本当に重要なんだなと改めて気付かされました。 本当に感謝感謝です。
それでは次回もまたお会いしましょう!(齋藤)
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平│成│25│年│お│年│玉│プ│レ│ゼ│ン│ト│結│果│発│表│
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━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!
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直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、先々ボディーブロ
ーの様に効いてくるかも知れませんので、しばらくお付き合い下さい。
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編集長:齋藤 純(Atsushi Saitoh)
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