【月刊 B-2 News Vol.071】を配信します。
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B-2サーバーサービスをご利用のお客様や、お取引先様、関係諸団体の
皆様、名刺交換させて頂いた皆様へ、毎月第1営業日にお届けしている
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━━【B-2 News Vol.071】━━━━━━━━━━━【2014/12/01】━━
[1]ご挨拶_:アメリカ発祥のICT技術サービスには厳しい監視の目が
[2]特集__:マイクロソフトOfficeの新種登場で迷える3つの選択肢
[3]編集後記:「ブランドとは消費者との約束の証」の話しで得たもの
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[1]ご挨拶:アメリカ発祥のICT技術サービスには厳しい監視の目が
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毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。
12月にお誕生日を迎える皆様へ、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!
とうとう師走に突入しましたね。1年が経つのはあっと言う間です。
頭の中はやり残しで一杯! あ~時間が絶対的に足りない・・・。
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インターネット犯罪の抑止力にはID・パスワードの漏洩対策が最有力
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11月に福岡県警察で行われた福岡県情報セキュリティ連絡協議会に出席
してきました。この協議会の幹事職に就任して2年間が経過しましたが、
最近続いている主なテーマとしては、サイバー犯罪の被害拡大の防止と
防犯意識の普及と高揚、青少年のインターネット活用への注意喚起、
在留外国人絡みのインターネット犯罪の注意喚起等の大きく3つです。
要は、日本人で有ろうが、外国人であろうが、大人であろうが、子供で
あろうが、全てがサイバー犯罪の被害にも加害者にも成り得る時代です。
情報セキュリティに関わる企業・研究機関と福岡県警察が協力して活動
を推進していますが、今回は県警の担当複数部署、金融機関、会計監査
法人からの最新情報の報告や防衛策に関する有益な取り組みが報告され
ましたが、基本的には怪しい物には近付かない、手を出さないが基本で
すが、金融機関の口座不正利用やネットサービスに関わるID・パスワー
ドの漏洩への対策が大きな抑止力に成ることは言うまでも有りません。
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先進性や新奇性のある面白可笑しいサービスの陰には落とし穴が満載
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Microsoft・Skype・Yahoo・Google・YouTube・Facebook・Apple・AOL等、
ICT技術サービスの大半がアメリカから発祥しているのには目を見張る
ものがあります。ほぼ独占状態に近いのではないでしょうか? 凄い!
しかし、「オプトイン(利用者から許可を得てサービスを提供する)」
の対応が極めて緩く、その様な健全な対応をしている事業者は段々見掛
けなく成っているのには寂しい思いがします。
日本の複数の政府機関から、必要以上の個人情報の収集を行っている
と注意を受けている情報検索サイトや、SNSサイト上の情報改竄や行動
分析が表面化したサービス企業や、クラウド上の保存情報の消失騒ぎな
どは恐らくは氷山の一角なのかも知れません。
企業目的と言うよりも、個人目的に近いこれらのサービスでは、ガード
が甘くて狙われやすいのは言うまでも有りません。個人情報を守るのは
「全て自己責任」が常識なのかも知れませんね。
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政府が国家を守るのと同様に個人情報を守るのはあなたの責任かも?
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アメリカの国家安全保障局(NSA)がアメリカ発祥サービスから情報を
収集しているのは知られていますが、一個人の情報が何の役に立つんだ
と思っている人が居たら大間違いですよね。
時代のせいかも知れませんし、事の善し悪しは別として、個人の存在を
ネット上で主張するケースが随分と目立って来ました。
情報は点から線へ、線から面へと、簡単に広がってゆきます。一見する
と楽しそうに見えるソーシャルマップですが、視点を変えるとこの上無
く恐ろしい状況だと感じる方が居るかも知れません。
そこで簡単に手に入る情報を悪意で使っている人が、もしもあなたの側
にいたとしたら、そして、その情報源にあなたも知らず知らずに関わっ
ていたとしたら、それらの情報の使われ方によっては、あなたも犯罪者
の一人として利用されていたかも知れませんね。しかし、そこに、意識
が働いていたか否かは全く問題では無く、犯罪行為に関わったという
「真実」が残るだけです。
あなたの些細な行為は、あなたの自己責任でカバー出来ますか?
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[2]特集:マイクロソフトOfficeの新種登場で迷える3つの選択肢?
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Webサイト構築に関する技術情報を担当している技術部の山下です。
今回は、10月17日に発売になった新しいOfficeについてお話したいと思
います。
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今までのOfficeと新しく追加されたOfficeの利用上の違いは?
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今まで、個人利用でマイクロソフトOfficeを購入しようとした場合、
パソコン購入時に事前にインストールされた状態(プレインストール版)
で購入するか、家電量販店等でパッケージ版を別途購入するかの、選択
肢はどちらかでした。
プレインストール版は購入した時のパソコンでのみ利用が許可されてい
るために、もしも購入したパソコンが壊れたり廃棄する場合は、利用権
が消滅してしまいました。
パッケージ版では、購入した人が所有するパソコンであれば2台までイン
ストールして利用することができました。
どちらも、代金を支払うのは購入時の1回限りで、Officeソフトを永続的
に利用することができました。
ただし、サポート期間が終了するとセキュリティアップデートも提供さ
れなくなるので、その時点で新しいバージョンに乗り換える必要が生じ
ます。
それに対して、「Office 365 Solo」の利用形態は、利用する期間はず
っと代金を支払い続けることになります。(1年分を一括で前支払い)
その代わり、利用している期間内に新しいバージョンが発表されても、
無料で新しいバージョンにアップデートできますし、スマートフォンや
タブレットへのインストールも可能です。
とは言うものの、パソコンでの利用がほとんどで5年以上使い続ける方
にとっては、毎月約1060円(Office 365 Soloの場合)の支払いは割高
になってしまいます。
また、Excel等でマクロを組んで作業をされている場合、新しいバージ
ョンにアップデートした時に、正常に動作してくれるか否かの検証も
必要になってくるでしょう。
「Office 365 Solo」と同時に発売になった「Office Premium」は、
パソコンにインストールされた状態での販売のみになっていますので、
支払いは購入時の1回のみです。
その代わり、購入した時のパソコン以外での利用は許可されていませ
んので、短いサイクルでパソコンを買い替える場合は、その都度
「Office Premium」を購入する必要がありますので、出費がかさむこ
とになります。
こうやって説明しますと、新しいOfficeが発売されたことで選択肢が
増えてしまい、どの製品を購入したら良いのか返って迷ってしまうこ
とになるでしょう。
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個人導入の場合はパッケージ版が、企業導入の場合は互換性は慎重に!
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私個人の考えですが、現状では個人利用の場合はパッケージ版の
「Office 2013」を購入しておいた方が無難なのではないかと思います。
パッケージ版であれば、パソコンを買い替えた場合でも、新しいパソ
コンにOfficeをインストールすることは問題ありません。
(古いパソコンからOfficeを削除したりして、使用しないことが前提)
新しいバージョンのOfficeが発表された場合、それにバージョンアッ
プはできませんが、2023年4月11日まではセキュリティアップデート
が提供されます。
詳しい情報は、マイクロソフトのページを参照してください。
⇒ http://support2.microsoft.com/lifecycle/?p1=16674
新しいバージョンのパッケージ版Officeが発売されるかどうかは未定で
すが、発売されないとしても、2023年4月11日まではとりあえず安心して
使用できるでしょう。
その間に、もっと利用しやすい形態のOfficeが発表されるかもしれませ
んので、その時点で検討すれば良いでしょう。
会社でOfficeを利用する場合、パソコンの台数等で最適なOfficeの種類
が変わってくると予想されますので、販売代理店等にご相談するのが良
いでしょう。
それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(山下)
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[3]編集後記:「ブランドとは消費者との約束の証」の話しで得たもの
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11月の中旬に、私が所属しております中小企業経営者団体が主催の、
1年に1回の大勉強会に参加してきました。
約90分間の基調講演に始まり、その後は専門テーマ毎に10の分科会に分
かれて、更に約3時間程の報告と意見交換が行われました。
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中小企業のブランドづくり「やれないのではない、やらないだけだ!」
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自社の価値と自社商品の価値をお客様に伝えることから「ブランド作り」
が始まる・・・
中小企業の経営者は、自分の会社には人一倍こだわりが強いはずですよ
ね。ところがそれを、お客様や取引先にどう伝えたら良いのか分からな
い。強みをどう表現したら良いのかが分からないで、いつも悩んでいる
訳ですね。
うちの商品は凄いんだけど・・・。うちのサービスはどこにも負けない
んだけど・・・。中々、お客様がそのことに気付いてくれない・・・。
営業力が足りなくて・・・。そうなんです、中小企業の悩みはおおよそ
共通しており、自己PR力が弱いんですね。
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中小企業でも、どんな業種・業態でも、ブランディングは欠かせない
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「ブランドとは消費者との約束の証」であり、決して大企業だけのもの
ではありません。あなたの会社にはこだわりの商品やこだわりのサービ
スがきっとあるはずで、そのことを理解して、納得して、利用してくれ
るお客様が現に居る訳けです。
新規のお客様を増やすこと、客単価を上げること、購買頻度を上げるこ
とが、売上アップの3要素であるとよく言われていますが、まずはお客
様を増やすことに目標を設定して、あなたの会社やあなたの商品・サー
ビスがお客様から選ばれる必然性を仕組みとして作り上げることに優先
的に取り組むことを勧められました。
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中小企業のブランディングの具体例に学び、ペルソナ手法を体験する
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・ブランドとは、消費者との約束の証
・買って欲しい相手を具体的に、詳細に想定
・素材選びを楽しみ、あらゆる情報を集める
・事実をドラマティックに、マイナスをプラスに
・消費者視点、差別化視点、ペルソナ視点
・・・との観点から、「まるや八丁味噌様」や「アカイタイル様」を事
例に、ブランディングへの気付きとその実践の可能性を学びました。
その後、10名ほどのワーキンググループに分かれて、ペルソナ手法を使
った自己PRを体験することに。
・自社の強みを見い出す
・ブランドの核を作る
・効果的に伝える方法を学ぶ
買って欲しい相手を具体的に想定するペルソナ手法を経験するのは初め
てで、事業者との取引が中心の当社にとっては、個人との取引を前提と
した仮想客のイメージ作りには少々戸惑いましたが、改めて取り組んで
みる価値は有りそうです。
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自社の説明や自社の強みを簡潔に的確に伝える事が消費者との約束?
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次に取り組んだ「ブランド・プロミス」の具体化作業ですが、Web設計
のSEO対策にも類似したところが有り、文字数の捉え方には差異が有り
ましたが、この手法も流用できそうです。
・自社の説明を・・・・・100文字以内で表現
・自社の強み3つを・・・ 75文字以内で表現
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自社の商品・サービスを提供したい相手を具体的に詳細に想定する発想
は受注工数を短縮したり、受注コストを下げるのには効果的ですよね。
単語や言葉にこだわる、伝え方にこだわることは本当に有効ですよね。
それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(齋藤)
━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!
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⇒ https://www.strategyn.jp/2014/12/01/b-2_news_vol-071
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ーの様に効いてくるかも知れませんので、しばらくお付き合い下さい。
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