Vol.075 Windows版Webサイト閲覧用ソフト主役の座が遂に交代

【月刊 B-2 News Vol.075】を配信します。
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皆様、名刺交換させて頂いた皆様へ、毎月第1営業日にお届けしている
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━━【B-2 News Vol.075】━━━━━━━━━━━【2015/05/07】━━

[1]ご挨拶_:性善説や法整備を逆手に取るビジネスは王道か?悪道か?
[2]特集__:Windows版Webサイト閲覧用ソフトの主役の座が遂に交代
[3]編集後記:危機管理は誰の為!あなたの安心は本当に安全ですか?
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[1]ご挨拶:性善説や法整備を逆手に取るビジネスは王道か?悪道か?
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毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊 B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。

5月にお誕生日を迎える皆様へ、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!

博多の街では久し振りに天候に恵まれたゴールデンウィークでしたが、
皆様はこの長い連休をどの様に過ごされましたでしょうか?

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無人航空機ドローンを攻撃兵器に使用する発想は誰にも避けられない?
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4月22日に、東京千代田区の首相官邸の屋上に小型無人機ドローンが落ち
ているのが見つかり、取り付けられていた放射能を示すマークが付いた、
手の平に乗る位の筒状のプラスチック容器からは、微量の放射線反応が
検出され、後にセシウムでることが確認されました。

後日、犯人が検挙されましたが、福島原発への政府の対応の不備を批判
するために現地で入手した汚染土を使用したことには、その思いと行動
のミスマッチすら認識できていない、単なる感情的な暴走であることが、
逆に地元の人達の気持ちを逆撫でする結果に繋がりそうで不安です。

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弱者の自己顕示欲を手軽に満たしてしまうツールは善人を悪人に変える
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今流行の3Dプリンター。随分昔に業務仕様の3Dプリンターのデモンスト
レーションを展示会で見たことが有ります。また、大金を払って仕事の
為にその機械を購入した人の話しを直接聞いた話も有ります。
木型・金型・試作モデルの制作の為に大金を投入する覚悟が見えました。

一方では、手頃になった3Dプリンターを使ってモデルガンを作り、人里
離れた場所で試し打ちをし、それを映像に落として、更には動画サイト
に投稿してしまう、それも教育関連施設に勤めている一般人が・・・。

通常の方法では満たされない自己主張を、罪の意識を持つことも無く、
普通の人が犯罪行為に手を出してしまう社会は間違っていないのか?

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性善説や法の未整備を逆手に取るビジネスは王道か?それとも悪道か?
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商用インターネットサービスの開始以来、その利用技術の善悪の区別が
困難なサービスや機器は数多く存在しています。

特にSNSや動画サイトや情報管理サービスの類は高い利便性を提供して
くれますが、それを悪意で利用する人を保護する配慮は見当たりません。

ダイナマイトの発明以来、人類に利便性をもたらす道具が、一方では、
人類に被害をもたらす事への配慮が、開発者は元より、提供者側に見当
たらない現状は一体何なんでしょう?

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素人の無意識な犯罪行為をネタに書き立てるのは犯罪者の思う壷では?
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一方では、このような事態を想定していなかった?警備体制や、それを
ネタに書き立てる報道体制も同様に、犯罪行為をあおり、危機的な状況
をさらに悪化させてしまう事態に陥らせないような、何らかの連携行動
や情報の調整も避けられないのではないでしょうか?犯罪者を助長させ
ない取り組みがこれからは益々重要に成ってくるものと感じます。

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提供者や利用者の自主規制が困難な物は免許制度で解決しては?
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魅力有る映像表現力を持ったドローンですが、その魅力を十分に発揮さ
せる為には、利用者側の自主規制が困難な物に対しては、制作者側の自
主規制に依存するだけの受け身のリスクを回避して、誰もが受容してい
る、自動車の免許制度の様な解りやすい制度で早急な対処が実現できる
のではと考えているのは私だけでは無いはずです。

人を楽しませる「魅力有る道具」が、人を苦しませる「危険な道具」
にだけは成らない様に、願って止みません。

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Windows版Webサイト閲覧用ソフトの主役の座が遂に交代
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Webサイト構築に関する技術情報を担当している技術部の山下です。

今回は、今年の夏にリリース予定の「Windows 10」に搭載される新しい
Webサイト閲覧ソフト(ブラウザー)についてお話したいと思います。

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4月30日に、米Microsoftから「Windows 10」に搭載されるWebサイト
閲覧ソフト(ブラウザー)の正式名称が「Microsoft Edge」になると
発表されました。

今まで、Windowsに標準搭載されていた「Internet Explorer」
に替わって搭載される閲覧ソフトです。
ただし、「Internet Explorer」そのものは、互換性確保のため
新しいWindowsでも使用することが出来ます。
通常使用する閲覧ソフトが新しいソフトに切り替わるということです。

今まで、デスクトップパソコンでのWindowsのシェアは圧倒的なもので
、そのWindowsで使用するブラウザーも標準で搭載されていた
「Internet Explorer」のシェアも圧倒的なものでした。

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個人用途でのインターネット接続端末の主役はパソコンからスマホへ
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しかし、企業内での使用はともかく
個人で利用するインターネット接続端末の主役が
パソコンからスマートフォンへと移ってしまった現在では、
Webサイト閲覧ソフトの主役の座が、スマートフォンに搭載されたものに
移ってしまいました。
そのため、デスクトップパソコンでのシェアが大きかったWindowsも
スマートフォンの世界では少数派になってしまいました。

Microsoftもスマートフォンで動作する「Internet Explorer」を
開発してきたのですが、元々がデスクトップパソコン用に開発されたも
のをスマートフォンでも動作するよう改良してきたのでしょうから、
作業自体は大変っだたのではないかと想像できます。

しかし、インターネットの世界は変化が早く、ソフトの脆弱性が発見さ
れたら素早やくそれを修正する必要がありますので、その対応が難しく
なってきたのでしょう。

スマートフォンで動作しているWebサイト閲覧ソフト(ブラウザー)にも
デスクトップ用の製品が存在しますが、
「Internet Explorer」よりも後になって開発されたものですから、
おそらくは、両方での開発がし易いよう考慮されているのでしょう。

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Internet ExplorerはWindows 10後のリリースOSで最後に?
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ところで、標準で使用するのが新しいWebサイト閲覧ソフトだとしたら
Windows 10の後にリリースされるWindowsでは、「Internet Explorer」
が搭載されない可能性があります。
(ダウンロードしてインストールできるかも?)

Windows 98が使用されていた頃は、
Microsoftは、「Windows」と「Internet Explorer」は切り離せないと
言っていたと記憶しております。
そのため、Windowsから「Internet Explorer」は削除できなかったはず
です。

もし、将来のWindowsから「Internet Explorer」がオプション扱いにな
るとしたら、Microsoft以外から提供されているWebサイト閲覧ソフトと
同じ立場になってしまうということでしょう。

「Internet Explorer」が登場してから20年ほど経っていると思います。
それを考えると、そろそろ主役交代と言われてもしかたないかもしれま
せん。

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(山下)

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[4]編集後記:危機管理は誰の為!あなたの安心は本当に安全ですか?
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私が長年活動している異業種の企業経営者の団体の、IT系の企業を中心
に活動しているグループの月例会にて、「危機管理」をテーマにしたお
話を、保険の代理店業務をされている企業の経営者の方と二人でさせて
頂く機会が有りました。

前半は私が担当して、IT系のプロフェッショナルを相手に「釈迦に説法」
ではありますが、ICT情報通信技術の活用に於ける危機の実態と、それを
予防・回避する為の考え方や行動をお話しました。

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どう対策を施しても避けられそうにも無い「脅威」が迫っている
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詳しい話しはさておいて、おおよそ以下の様な内容のお話です。

1.あなたにとってのICT(情報通信技術)の利用目的とは何?
2.夢があって楽しいことばかりのICT利用には多くの危険が潜んでいる。
3.ネットバンキングは事務所で銀行決済が出来る便利なサービスだが?
4.見積書や機密データをメール添付で安易に送るのは絶対にダメ。
5.冗長化は、転ばぬ先の杖よりも重要な、転んだ後の危機対策の要。

ノーリスク・ハイリターンで攻めてくるサイバー攻撃に対して、どう対
策を施しても避けられ無いと判断して無防備で居る事は無責任です。
それは、サイバー攻撃の被害者が加害者にも成り得るからです。

その為には、サイバー犯罪者に隙を与えない日頃の取り組みが必要です。
今回は特に、危機管理意識が企業価値を高める事を強調して話しました。

IT事業者には是非とも目を通して頂きたいサイトをいくつか最後にご紹
介して、取りあえずおお話ししたい内容を伝え終えました。

・独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
 ⇒ http://www.ipa.go.jp

・一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター 
 ⇒ http://www.jpcert.or.jp

・ポリスチャンネル
 ⇒ http://www.police-ch.jp/video/

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最近の損害保険にはIT系やICT系に関わる危機回避の商品が豊富
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後半を担当された保険代理店の企業の経営者のお話には、逆に私の方が
驚かされました。

今から15年ほど前のソフトウェア開発会社向けの損保商品は数が僅かで、
その後に終息に成ってしまったサービスが殆どではなかったでしょうか。

ところが、以下の様な最近のIT系やICT系に関わる保険商品には目を奪
われるばかりです。

・サイバー攻撃対応費用特約
・個人情報漏洩特約
・特許等知的財産権特約
・業務災害・雇用リスク保険

それ程、IT系やICT系に関わる仕事に対する危機が急増している訳です。
参加者が身を乗り出して聞き入る姿に、深刻さが十分に理解できました。

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危機管理を得意とする弁護士の参加者のお陰で質疑応答の内容が濃い
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二人のコラボレーションのお話が終わった後に、参加者との質疑応答の
時間を設けましたが、危機意識の深さが質問を通じて伝わりました。

たまたま参加者の中に危機管理を得意とする弁護士さん達がいらっしゃ
た事と、損害保険会社の専門スタッフの方々がサポーターとして加わっ
て頂いたお陰で、それはそれは中身の濃い具体的な回答が得られたこと
で、参加者の皆様には沢山の収穫をお持ち帰り頂けたのが幸いでした。

危機管理は、会社を守り、お客様を守り、社会を守ります!
そして、危機管理意識があなたの企業価値を必ず高めてくれます!

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(齋藤)

━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!

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⇒ https://www.strategyn.jp/2015/05/07/b-2_news_vol-075

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