年別アーカイブ: 2015年

Vol.082 未更新のソフトウェアを一発検索して脆弱性を一括排除

【月刊 B-2 News Vol.082】を配信します。
────────────────────────────────
このNewsレターは、株式会社インフィニティが自社にて運営管理する、
B-2サーバーサービスをご利用のお客様や、お取引先様、関係諸団体の
皆様、名刺交換させて頂いた皆様へ、毎月第1営業日にお届けしている
<情報の定期便>です。お気軽にお読み下さい。

▼初めての方や以下の手続きをご希望の方は最後尾からお読み下さい。

◆メールアドレスの変更をご希望の方
◆ニュースレターの配信がご不要な方
       
━━【B-2 News Vol.082】━━━━━━━━━━━【2015/12/01】━━

<特集>未更新のソフトウェアを一発検索して脆弱性を一括排除

━━【ご挨拶】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊 B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。

12月にお誕生日を迎える皆様、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!

遂に師走を迎えました。
いよいよ忘年会シーズンに突入です。
体調万全で平成27年を有終の美で飾りましょうね。

━━【特集】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

未更新のソフトウェアを一発検索して脆弱性を一括排除
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
技術部ネットワーク担当の池田が日頃利用している、チョット便利な
「フリーウェア」や「Tips」を毎回1種類ずつご紹介しています。
────────────────────────────────
今も昔も変わらないPCネットワークセキュリティの基本だが?
────────────────────────────────
マイナンバーの施行に伴い、企業内におけるセキュリティに対する関心
も少しは高まってきているように感じます。

とはいえ、日本●●機構での個人情報漏洩の不祥事は、職員の端末に対
するウイルスメールによる外部からの不正アクセスにより、約125万件
の個人情報が漏洩してしまったと言う、何とも初歩的な対応のミスが、
マイナンバー制度の見切り発車の舞台裏を垣間見れた様で、この類の
職員の皆様には早急な危機意識と共に罪の意識も持って欲しいですね。
マイナンバー通知の郵便物の配達先間違いは無神経の極みで笑えません。

また一方では、マイナンバー制度に便乗して、最近はいろんな企業から
いろんな対策商材の売り込みがあっているのではないでしょうか?

このハードさえ有れば大丈夫、このソフトさえ有れば大丈夫、
このクラウドに預けさえすれば大丈夫等々のまるで夢のような商品が。

しかし残念ながら、企業内のパソコンやネットワークに対するセキュリ
ティ対策には、「安価で、これ一つでOK」と言う決定打は存在しません。
────────────────────────────────
次の3つの対策を全てやり続けることが情報保護の最低条件
────────────────────────────────
1.使う人間のセキュリティ意識を高める対策を施す。
  ⇒PCやインターネット運用のポリシーを定め、勉強会を実施する。

2.パソコン本体のセキュリティ環境を高める対策を施す。
  ⇒ウィルス対策・システムや各ソフトウェアの脆弱性を解消する。

3.ネットワークのセキュリティ環境を高める対策を施す。
  ⇒FW機能の強化・ネットワークの分離や見直しを行う。

今回はその中でも特に[2]の、「パソコン本体のセキュリティを高める」
事についてお話したいと思います。
────────────────────────────────
うっかり見落としがちなPCソフトウェアの脆弱性にまとめて対処
────────────────────────────────
さて、パソコン本体のセキュリティを高める方法として、よく知らされ
ている対策方法は次の2つでしょう。

1.ウィルス対策ソフトの導入及び最新定義ファイルの適用
2.WindowsUpdateの実施

上記の2対策については、設定の自動化が標準化されているお陰で、
ほぼ間違いなく行われていると思われます。

ところが、最近の攻撃や侵入動向として、上記以外の経路での侵入が
非常に増えてきています。それは、メジャーなPCソフトウェアの脆弱性
を悪用した侵入です。各ソフトウェア自体でもアップデート機能があり、
時々デスクトップやタスクトレイ上で告知を行っています。

しかし、WindowsUpdateやウィルス対策ソフトの定義ファイルの更新とは
異なり、更新が自動化されて無く、うっかり更新を忘れてしまっている
方も以外と多いのではないでしょうか?
────────────────────────────────
近頃の侵入ツール達に悪用されている代表的なソフトウェア
────────────────────────────────
1.Webサイト上での多彩な表現を可能にする<Adobe FlashPlayer>
2.電子書類の標準的フォーマットのPDFを表示する<Adobe Reader>
3.マルチプラットフォームでソフトウェアの実行を可能にする<Java>

特に、Adobe FlashPlayerは毎月更新が行われていますが、今回はその様
なソフトウェアの更新状況を一発で確認できるツールを紹介します。

<MyJVNバージョンチェッカ>
⇒ http://jvndb.jvn.jp/apis/myjvn/personal.html

MyJVNバージョンチェッカは、JPCERT コーディネーションセンターと、
独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)が共同で運営している、JVNが提供
している各種ソフトウェアの最新版適用確認ツールです。

MyJVNバージョンチェッカにはJAVA版と.NET版がありますが、.NET版なら
現行のWindowsであればソフトウェアの追加も必要ありませんので、
Javaをインストールしていない環境であれば.NET版の使用をお勧めします。

ダウンロードして、解凍後は上記ページの説明に従って実行して下さい。
主だったソフトウェアの確認が一度に表示され、未更新のソフトウェアが
見付かれば、具体的な対策対応ページを紹介してくれます。

WindowsUpdateと同様に定期的にチェックする事を強くお勧めします。

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(池田)

━━【編集後記】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

国際的なイベント開催を迎える中で、サイバー攻撃への対策にも拍車が
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日、福岡市内のあるホテル会場にて、福岡県警とインフラ系・ICT系
企業を中心に連携して、サイバー犯罪防止対策の活動を広めている、
福岡県情報セキュリティ連絡協議会に出席してきました。

役員会に始まり総会・講演と続き、総会報告では、恒例と成っている、
サイバー犯罪の現状と対策やサイバー攻撃への対策の情報共有に始まり、
今回は、東京オリンピックやサミットの開催に向けた、危機的な状況を
前提とした様々な場面での攻撃対策のお話しが目立ちました。
これで安心と言う対策は存在しませんので、危機対策は永遠の課題です。
────────────────────────────────
ネットに繋がれば当然ながら、繋がっていない制御系でも危機の脅威が
────────────────────────────────
テレビでは未来カーとしてPRされている車の自動運転や自動制御ですが、
考えれば考えるほど、遠い未来の話しに聞こえて仕方が有りません。
その理由は「汎用ネットワークに繋がっている」と言う現実です。
汎用的な「仕組み」は必ず破られます。それも、もしかしたら容易に。

この安易な「夢物語」に警鐘を鳴らす、脅威を感じる「講演」でした。
講師は、国内でサイバー攻撃の防御を研究する企業の女性技術者です。

講演開始早々、プロジェクター上で受講者への禁止事項の列挙に始まり、
技術者らしい?少し堅めのユーモアを交えながら、講演が始まりました。
余り感情を交えない理系女子(リケジョ)のお話しは以外と分かり易く、
ポイントはしっかりと押さえて、話しの制御が巧みな感じを受けました。
────────────────────────────────
攻撃を最大の防御と捉えて? 国家予算を使ったサイバーテロの実験が
────────────────────────────────
情報システム系では中々理解が生まれない制御システム系のサイバー犯
罪ですが、サイバー攻撃と言うよりもサイバーテロとして受け取るのが
適当かと思います。

重要インフラに向けたテロ行為は世界中で起こっているのが現状です。
情報システム系のサイバー攻撃と、制御システム系のサイバーテロは、
金銭的な被害に対して、人命に関わる被害が及ぶことが決定的な違いです。

海外では、制御システム系のサイバーテロを防ぐために、あらゆるケー
スの攻撃手法を研究し試して、それからの防御対策を理論的に講じる取
り組みが成されている様です。それも、多額の国家予算を使ってです。
────────────────────────────────
同じ日本人同士の似通った専門分野でも日本語の理解や意識が違う
────────────────────────────────
当社が属しているICT(情報通信技術)分野と、一般的に馴染みが深い
IT(情報技術)分野では、安全や危機に対する意識に違いを感じます。

同じ様に、情報システム系の人と制御システム系の人でも、次の様に、
直面するモノによって観点がかなり違うようです。

<情報システム系の認識傾向>・対・<制御システム系の認識傾向>
1.システム運用年数:数年・・・・・・・・対・数十年
2.リアルタイム感覚:遅延許容・・・・・・対・安全確保
3.セキュリティ優先:可用性重視・・・・・対・安全性重視
4.物理セキュリティ:良好状態・・・・・・対・厳重重視
5.セキュリティ更新:定期更新・・・・・・対・遅延・困難
6.想定する最悪被害:金銭被害・法律違反・対・爆破・破壊・人命侵害

文化の違いも含めて、相手によって認識が違うことを理解する事が必要。

技術的な会話に留まらず、平仮名表記の弊害が広がる現代に於いて、
意識の違いと理解の違いが重なり合って、何んの事を言っているのか、
益々解らない状況が生まれているのも厄介な問題です。

相手が言っている事や相手が考えている事への理解の共有・浸透が、
多様化・高度化するサイバー攻撃への的確なサイバー防御に繋がります。
────────────────────────────────
犯罪者はあなたが信頼している相手を悪用して攻撃して来ます
────────────────────────────────
確実に攻撃対象を攻め落とす常套手段は「先ずは外堀を攻める」、
そしてあなたが油断した隙に「次に本丸を攻め落とす」と言う作戦です。

疑わしきモノには決して手を出さないが鉄則です。あなたが信頼してい
る相手から届いたメールだとしても、一度は疑ってみた方が無難では?

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(齋藤)

━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!

【バックナンバー】はこちらからご覧下さい!
⇒ http://www.strategyn.jp/2015/12/01/b-2_news_vol-082

▼▼▼▼▼▼ 初めての方や以下の手続きをご希望の方へ ▼▼▼▼▼▼

直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、後々ボディーブロ
ーの様に効いてくるかも知れませんので、しばらくお付き合い下さい。

▼ご意見やご質問を希望の方はお気軽にお申し出下さい。
▼メールアドレスの変更をご希望の方はお知らせ下さい。
▼メール配信がご不要な方はお手数ですがご一報下さい。

SSL+独自の安全処理を施した【専用フォーム】にてお手続き。 
⇒ https://secure.b-2.jp/mailform/strategyn/form008.html
【注】このメール宛への直接のご返信には対応しておりません。

━━【発行元】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<業務システムの安定稼働 と 業務データの維持保全>をサポート
────────────────────────────────
株式会社インフィニティ|月刊 B-2 News編集局
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-1-23-9F

編集長|齋藤 純(Atsushi Saitoh)
Tel  |092-714-2500
Fax  |092-733-0066
Mail |newsletter@b-2.jp
Web  |https://www.b-2.jp
────────────────────────────────
主観的な安心は客観的な危険! あなたの安心は本当に安全ですか?

安全な 全Webコンテンツ完全SSL暗号化
安全な 全Webコンテンツ自動バックアップ
安全な PC/Eメールサーバー間SSL暗号化
安全な Eメール型SSL暗号化データ送受信
安全な ASP型SSL暗号化大容量データ送信
便利な マルチWeb対応
便利な マルチ・ドメイン対応
便利な マルチ・デバイス対応

<中小企業戦略支援サーバー>
http://www.strategyn.jp
────────────────────────────────
免震ビル|生体認証|防犯・防災監視|電源・回線・機器の冗長化対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

年末年始休業のお知らせ

当Webサイト利用者の皆様へ

2015年12月1日
 
株式会社インフィニティ
代表取締役 齋藤 純

         
                     

<年末年始休業のお知らせ>

                  

拝啓 師走を迎え皆様益々ご多用のこととお察し申し上げます。
日頃は格別のご厚情とご愛顧を賜りまして心より厚く御礼申し上げます。

さて誠に勝手では御座いますが、弊社は下記の期間を<年末年始休業>とさせて頂きます。

────────────────── 記 ──────────────────
<年末年始休業>2015年12月29日(火)~2016年1月3日(日)
───────────────────────────────────────

休業期間中も、当Webサイト経由でのお問合せを受け付けてはおりますが、ご回答に付きましては2016年1月4日(月)より順次対応をさせて頂く予定です。

皆様には何かとご不便をお掛けすることとは存じますが、何卒ご了承を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

今年一年間の皆様からのご厚情とご愛顧に深く感謝を申し上げますと共に、皆様の益々のご健勝とご多幸を心よりお祈りを申し上げます。

                              

敬 具 

Vol.081 異なるファイルシステムでバックアップ作業に出る影響は?

【月刊 B-2 News Vol.081】を配信します。
────────────────────────────────
このNewsレターは、株式会社インフィニティが自社にて運営管理する、
B-2サーバーサービスをご利用のお客様や、お取引先様、関係諸団体の
皆様、名刺交換させて頂いた皆様へ、毎月第1営業日にお届けしている
<情報の定期便>です。お気軽にお読み下さい。

▼初めての方や以下の手続きをご希望の方は最後尾からお読み下さい。

◆メールアドレスの変更をご希望の方
◆ニュースレターの配信がご不要な方
       
━━【B-2 News Vol.081】━━━━━━━━━━━【2015/11/02】━━

<特集>異なるファイルシステムでバックアップ作業に出る影響は?

━━【ご挨拶】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊 B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。

11月にお誕生日を迎える皆様へ、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!

食欲の秋・スポーツの秋・勉学の秋・読書の秋そして芸術の秋ですね。
四季の移り変わりを当たり前の様に楽しめるこの日本に生まれた事に、
改めて、心から幸せを感じているこの頃です。

先月は、実に劇的な出来事ばかりで充実していました。

1000名近くの経営者がホテルに集合して行われた一日がかりの大勉強会。

1次リーグ初戦で、あの強豪南アフリカを奇跡の34対32で破って大金星
を挙げたラグビーワールドカップの試合。

そして、ワールドカップ期間中に3勝を挙げた日本チームの中でも、
特に輝きを放っていた五郎丸歩選手のキック前のあのルーチンのポーズ。

そして、最後にぶっちぎりで日本シリーズ2連覇を果たした、
我等が地元福岡のソフトバンクホークスの試合。

あ~、感動と充実の10月でした。

━━【特集】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

異なるファイルシステムでバックアップ作業に出る影響は?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Webサイト構築に関する技術情報を担当している技術部の山下です。

今回は、パソコン等で使用されているファイルシステムの違いによって、
バックアップ作業に影響が発生することについてお話したいと思います。
────────────────────────────────
利用する側にとって、ファイルシステムとは、データがHDD等の記録装置
のどの場所にどのような名前で存在しているかを管理しているものです。

Windowsをご利用の場合は、「エクスプローラー」がファイルシステムと
言っても良いかと思います。(実際には、ファイルシステムの情報を、
視覚的に表示してくれるものになります。)

そして、そのエクスプローラーを利用して日々の作業を行うわけですが、
その日常作業の中の一つに「データのバックアップ」があります。

現在、私が使用しているパソコンでは、作成したデータを毎日バックア
ップしていますが、そのバックアップ先としては、通常のWindowsパソ
コン自体をファイルサーバーとしていますので、手元のパソコンと余り
違和感なく利用できています。

ただし、ハード的に少し古くなってきたので、安全を見て、致命的な故
障が発生する前に別のファイルサーバーに交換する予定になっています。

新しいファイルサーバー自体は準備して既に稼働しており、現状のサー
バーに保存しているデータをコピーすることで、日々のバックアップ作
業が支障無く出来るか否かを検証しているところです。

ただし、新しいファイルサーバーは、ネットワーク接続型HDD(NAS)と
呼ばれるもので、見た目は外付HDDと似た形をしていますが、中身はほと
んどパソコンと同様の機械構造なので、ほとんどコンピュータと言って
もおかしくない代物です。

中身がコンピュータなので、私たちが利用しているパソコンと同様の基
本ソフトがインストールされていますが、大方のNAS製品には、「Linux」
や「Free BSD」等の「UNIX互換OS」と呼ばれるフリーの基本ソフトをベ
ースにしたものが使用されています。

ただし、基本ソフトがWindowsとは違いますので、そこで使用されている
ファイルシステムも当然違うものになっていますが、手動でコピーした
り削除したりすることは違和感なく出来るようにされていますので、
その違いを実感することはほとんど無いと思います。
ただし、ファイルシステムが違うということは、細かな部分で同じ動作
をしないことを意味しています。

それに気付いたのは、日々のデータバックアップで使用している、
「XCOPY」コマンドを使用したバッチファイルで同様の作業をした際に、
バックアップの結果が違うことに気が付いたからです。

毎日実行しているバックアップでは、指定したフォルダー内のデータの
内、その日に作成、または修正したデータだけをコピーする設定にして
いたのですが、指定したフォルダー内の全てのデータがコピーされてい
ました。

どうやら、「XCOPY」で設定した日付指定のオプションが無視されている
ようで、指定したフォルダー内のデータを全て上書きしているようでし
た。「XCOPY」コマンドはWindowsで使用するものですから、Windowsとは
違うファイルシステムでの動作が考慮されていないことは仕方ないこと
です。

コピーや削除等のファイル操作を手動でする場合には出てこないファイ
ルシステムの違いも、なんらかのツールを利用する場合には、その違い
がはっきりと出てしまうことを思い知らされました。

ですが、日々実行するバックアップ作業ですので、できるだけ作業時間
が短くなるように、その日に修正されたデータのみをバックアップする
ように心掛けていたのですが、これでは、毎日使用するには時間が掛か
り過ぎてしまいます。

そこで他の手段を検討していたところ、
弊社の技術スタッフが、「Backup」というツールをWindowsとNASが混在
する環境で使用していたので、早速それを試してみました。

使用してみたところ、実行している内容が表示されることを知り、大変
便利なツールであることがわかりました。「XCOPY」コマンドと完全に
同じ機能というわけではありませんが、使い方の工夫次第では、ほぼ同
じことができる上に、さらに便利な機能もありそうなので、今後はこち
らのツールをバックアップに利用することになりそうです。

ただし、異なるファイルシステムでも実行できるように、どのファイル
システムでも搭載している機能だけを利用してプログラムされているよ
うなので、実行スピードが少々遅いのが難点ですが、こちらが望む機能
は備わっているので、現時点では満足できるツールと言えます。

今回は「Backup」というツールで上手く行きましたが、数年後にまたフ
ァイルサーバーを入れ替えることになる時に、バックアップ先のファイ
ルシステムが違うものになった場合は、果たして上手く動作するとは限
りませんが、恐らくは、その時点でのファイルシステムに合わせて、
バックアップを含めたファイル操作を実行出来るツールが出ていること
を期待します。

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(山下)

━━【編集後記】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

真面目で勤勉な日本人の英知が人類の未来を限り無く豊かにする
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10月5日(月)と6日(火)の二日間に亘って、北里大学特別栄誉教授の
大村智氏がノーベル医学・生理学賞を、東京大学宇宙線研究所所長の梶
田隆章氏がノーベル物理学賞を、それぞれ授与されるという驚きのニュ
ースが日本国中を駆け巡りました。
────────────────────────────────
失明につながる寄生虫感染から発展途上国の人達を守るイベルメクチン
────────────────────────────────
大村智氏は、発展途上国に於いて蔓延する線虫の寄生によって引き起こ
される感染症が原因で失明を起こす患者に対して、土壌中の微生物の中
に有る物質に防止効果が有ることを発見した功績が評価されたそうです。

この抗寄生虫薬の「イベルメクチン」を年間1~2回投与することで、
発展途上国の多くの人達が失明から救われているそうです。
────────────────────────────────
師弟が揃ってニュートリノに関する研究・発見で世界的な成果を
────────────────────────────────
梶田隆章氏は、史上初めて自然に発生したニュートリノの観測に成功し、
2002年(平成14年)にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏の教え子
で、ニュートリノが質量を持つことを示す、「ニュートリノ振動」を
発見した功績が評価されたそうです。柴昌俊氏の喜びの顔が印象的でした。
────────────────────────────────
歴代24名の日本人ノーベル賞受賞者を覚えてますか?
────────────────────────────────
月刊 B-2 Newsの発刊以来、
Vol.004・Vol.026・Vol.048・Vol.070、そして今回5回目のVol.081で、
合計12人ものノーベル賞受賞をお伝えできることは嬉しい限りです。

今回の梶田氏・大村氏の受賞で、日本人のノーベル賞受賞者は24人です。
医学・生理学賞の日本人受賞者は山中伸弥氏に次ぎ3人目となりました。

1901年(明治34年)にノーベル賞が始まって以来115年の間に、 
経済学部門を除く6部門中5部門の日本人賞受賞者に敬意を払って・・・
────────────────────────────────
01 1949年(昭和24年)物理学賞 湯川秀樹氏
02 1965年(昭和40年)物理学賞  朝永振一郎氏
03 1968年(昭和43年)文学賞  川端康成氏
04 1973年(昭和48年)物理学賞  江崎玲於奈氏
05 1974年(昭和49年)平和賞 佐藤栄作氏
06 1981年(昭和56年)化学賞 福井 謙一氏
07 1987年(昭和62年)生理学・医学賞 利根川進氏
08 1994年(平成 6年)文学賞  大江健三郎氏
09 2000年(平成12年)化学賞 白川英樹氏
10 2001年(平成13年)化学賞 野依良治氏
11 2002年(平成14年)物理学賞 小柴昌俊氏
12 2002年(平成14年)化学賞  田中耕一氏
13 2008年(平成20年)物理学賞  南部陽一郎氏(元日本国籍)
14 2008年(平成20年)物理学賞 小林誠氏
15 2008年(平成20年)物理学賞 益川敏英氏
16 2008年(平成20年)化学賞  下村脩氏
17 2010年(平成22年)化学賞 鈴木章氏
18 2010年(平成22年)化学賞 根岸英一氏
19 2012年(平成24年)生理学・医学賞 山中伸弥氏
20 2014年(平成26年)物理学賞 中村修二氏(元日本国籍)
21 2014年(平成26年)物理学賞 赤崎勇氏
22 2014年(平成26年)物理学賞 天野浩氏
23 2015年(平成27年)生理学・医学賞 大村智氏
24 2015年(平成27年)物理学賞 梶田隆章氏
────────────────────────────────
資源小国である日本にとっては、「人そのものが貴重な財産」です。
真面目で勤勉な日本人の英知が人類の未来を限り無く豊かにするはずです。

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(齋藤)

━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!

【バックナンバー】はこちらからご覧下さい!
⇒ https://www.strategyn.jp/2015/11/02/b-2_news_vol-081

▼▼▼▼▼▼ 初めての方や以下の手続きをご希望の方へ ▼▼▼▼▼▼

直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、後々ボディーブロ
ーの様に効いてくるかも知れませんので、しばらくお付き合い下さい。

▼ご意見やご質問を希望の方はお気軽にお申し出下さい。
▼メールアドレスの変更をご希望の方はお知らせ下さい。
▼メール配信がご不要な方はお手数ですがご一報下さい。

SSL+独自の安全処理を施した【専用フォーム】にてお手続き。 
⇒ https://secure.b-2.jp/mailform/strategyn/form008.html
【注】このメール宛への直接のご返信には対応しておりません。

━━【発行元】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<業務システムの安定稼働 と 業務データの維持保全>をサポート
────────────────────────────────
株式会社インフィニティ|月刊 B-2 News編集局
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-1-23-9F

編集長|齋藤 純(Atsushi Saitoh)
Tel  |092-714-2500
Fax  |092-733-0066
Mail |newsletter@b-2.jp
Web  |https://www.b-2.jp
────────────────────────────────
<主観的な安心は客観的な危険! あなたの安心は安全ですか?>

安全な 全Webコンテンツ完全SSL暗号化
安全な 全Webコンテンツ自動バックアップ
安全な PC/Eメールサーバー間SSL暗号化
安全な Eメール型SSL暗号化データ送受信
安全な ASP型SSL暗号化大容量データ送信
便利な マルチWeb対応
便利な マルチ・ドメイン対応
便利な マルチ・デバイス対応

<中小企業戦略支援サーバー>
http://www.strategyn.jp
────────────────────────────────
免震ビル|生体認証|防犯・防災監視|電源・回線・機器の冗長化対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Vol.080 たった今、間違って送ったメール! ちょっと待って!

【月刊 B-2 News Vol.080】を配信します。
────────────────────────────────
このNewsレターは、株式会社インフィニティが自社にて運営管理する、
B-2サーバーサービスをご利用のお客様や、お取引先様、関係諸団体の
皆様、名刺交換させて頂いた皆様へ、毎月第1営業日にお届けしている
<情報の定期便>です。お気軽にお読み下さい。

▼初めての方や以下の手続きをご希望の方は最後尾からお読み下さい。

◆メールアドレスの変更をご希望の方
◆ニュースレターの配信がご不要な方
       
━━【B-2 News Vol.080】━━━━━━━━━━━【2015/10/01】━━

<特集>たった今、間違って送ったメール! ちょっと待って!

━━【ご挨拶】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊 B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。

10月にお誕生日を迎える皆様へ、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!

━━【特集】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

たった今、間違って送ったメール! ちょっと待って!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
技術部ネットワーク担当の池田が、日頃利用しているチョット便利な
「フリーウェア」や、「Tips」を毎回1種類ずつご紹介しています。
────────────────────────────────
メールでの事故で最たるものは、何といっても・・・・
────────────────────────────────
「たった今、間違って送ったメール! ちょっと待って!」。
日頃メールを送っていると、こんな経験を何度かした事が有りませんか?

「メールの内容を間違えた」、「資料を添付し忘れた」、
中には「送信相手を間違えた」等々、致命的なミスをしてしまった事が
ある方も、少なからず居るのでは無いでしょうか?

メールサーバーを運営している当社への問合せとして時々あるのが、
「間違って送ってしまったメールを、何とか取り消したい!」という内
容のご依頼でしょうか。

しかし、送信メールサーバーは、一旦ユーザーからのメールを受け取っ
た直後に、送信相手側のメールサーバーへ送信を開始してしまいます。

したがって、送信相手側のメールサーバーが超繁忙状態で、一旦保留で
もされない限りは、送信停止はほぼ不可能な状態です。

このミスの殆どは送信直後に気が付く事が多く、心の余裕がほんの少し
でも有れば、こんなミスは起こらなかったと悔やむ事が多いですね。
────────────────────────────────
GoogleのGmailに現れたメールの「取消機能」が救いの手に成るかも?
────────────────────────────────
その中で、今年の6月下旬に、GoogleのGmailが「送信したメールを取り
消す機能」を正式に実装しました。

とは言っても、相手側に届いてしまったメールが取り消される訳では無
く、「送信」ボタンを押した後に、「一定時間が経過してから送信する」
機能のようです。

何と言っても、これは発想の転換ですね。
送ってしまったメールを「取消す」のは殆ど不可能なのですが、意図的
に「待ってから送信する」のであれば、可能ですね。

パソコン版のGmailを利用しているのであれば、設定画面から「送信取り
消し機能を有効にする」にチェックを入れ、更に「取り消せる時間」を
選択するだけです。

スマートフォンのアプリにも同様の機能があります。これは、Gmailの
アプリでは無く、InboxというGoogle製のアプリで、標準設定でも、
「送信直後の数秒間」ではありますが、「取り消し」が可能です。
────────────────────────────────
同じような機能をパソコン用のメールソフトで実装してみましょう!
────────────────────────────────
以上は、フリーメールの「Gmailの機能」についてのお話ですので、
個人用途ならともかくとして、企業ユーザーとしてのGmailの利用は、
残念ながら敬遠される方が多いと思われます。

それでは、同じような設定をプロバイダ-のメールや、独自ドメイン名
のメールでは利用できないでしょうか?

調べてみた所、「Windows Live メール」や「Outlook」でも、考え方と
設定を少し変える事で実現可能な事が分かりました。

ポイントはやはり、「取消」では無く、「直ぐに送らない」のようです。

「Outlook 2007 2010 2013」をご利用の場合は、
オプション設定内の「接続したら直ちに送信する」を無効に設定します。

「Windows Live メール」をご利用の場合は、
メールオプション内の、送信時の「メッセージを直ちに送信する」を無
効に設定します。

上記を無効にする事で、メールソフトでの送信は「送信」ボタンを押し
た直後に行われるのでは無く、一定の経過時間毎に送受信が行われます。

この時間は、設定内で変更が可能で、私は10分単位に設定しています。

この機能のお陰で、「しまった!!!」と思った直後でも、殆どの場合、
メールは未だ「送信トレイ」の中に残っている可能性が高いですね。

お急ぎの場合は、「送信」後に、続けて「送受信」ボタンを押す事で、
直ぐに送信することも可能です。
────────────────────────────────
昔のメールはそもそも即送信では無かった。
────────────────────────────────
そもそも、なぜこの様な機能があるのでしょうか?

実は今ではメールの送信設定は「直ぐ送る」ですが、パソコン通信が始
まった頃からインターネットが始まった頃迄は、アナログ電話回線経由
でちまちまと接続していました。

時間単位で課金されていたため、当時はweb巡回ツール等で一括ダウンロ
ードした後で閲覧していました。

当然、Eメールも同様で、オフライン状態でメールを書いた後で、一括し
て送信するのが当たり前の時代だったんですね。

最後に、他の有名なメールソフトに「サンダーバード」が有りますが、
残念ながら、これには同様の機能は標準装備されていませんでした。

しかし、有名なアドオンソフトとして、送信時間を指定できるプラグイ
ンが有ります。パソコンが起動している事と言う条件が有りますが、
「明日の朝9:00迄に提出」などのメールが事前に準備出来ますので、
非常に便利かも知れませんね。

<ADD-ONS>
⇒ https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/send-later-3/

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(池田)

━━【編集後記】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

深刻化する悪質・巧妙で多様化・複合化したサイバー犯罪に備えて
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先月、福岡県警察が主催の「サイバー犯罪に関するセキュリティ講演会」
に、弊社の社員と一緒に参加してきました。

今回の講演会では、珍しく受付に「金融関係者」が別枠にされていた程、
インターネットバンキングに係わる被害への危機脅威が感じられました。
────────────────────────────────
サイバー犯罪に対処するための産学官連携の在り方について
────────────────────────────────
今回は、福岡県警察サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザーとして、
地元の国立大学で教鞭をとられている先生と、標的型攻撃・情報漏洩等、
入門レベルから高度な専門的技術を要求される分野まで全てをカバーする、
米国GIACの認定資格を持つ、セキュリティ対策ソフトメーカーの技術者が、
「学」と「産」の代表としてディスカッションに参加されました。

また、サイバー犯罪対策を推進する組織で活動されている警察の方々が、
「官」からの代表としてディスカッションに参加されました。

そして、明らかに金融機関の職員だと思える制服姿の女性達も・・・
────────────────────────────────
サイバー空間の脅威に対する産・学・官のディスカッション内容は?
────────────────────────────────
サイバー攻撃やサイバー空間の脅威に対する、サイバーセキュリティ対
策の推進への期待や取組に関し、立場を超えて意見が交換されました。

<官>危機意識、脅威の認識を持って対応して欲しい。
<産>安全なクラウド環境が望まれる。
<学>最前線の状況を学生達に伝えたいが、どうしたら良い?
<産>学ぶ機会と使う機会を整える事が必要。
   学生は、「格好良い・役に立つ」が一般的な理解の中心で、
   安全活動の内容が伝わり難くいので、見せ方を考える必要が有る。
<官>サイバー攻撃の被害が疑われるサーバーは、原因追及を徹底する。
────────────────────────────────
UTM等だけでは守りきれない標的型攻撃にまつわる数字<ワースト3>
────────────────────────────────
1.外部機関からの通報でサイバー攻撃が発覚した割合・・【86%】
  ⇒多くの組織では、自分が攻撃を受けた事に気が付いていない。

2.最初の攻撃を受けてから発覚するまでの平均日数・・【156日】
  ⇒最長で443日間、自分が攻撃を受けた事に気付いていない。

3.機密情報漏洩の痕跡が確認された割合・・・・・・・・【71%】
  ⇒疑わしい端末から、大量のデータが盗まれ、放出されている。

<注意>従来型の対策では気付かない「高度な攻撃」が増えています。
────────────────────────────────
被害者に成らない為に大切な事は「騙されない事」と「対策する事」
────────────────────────────────
1.信頼を悪用する攻撃が定番化
  ⇒不正広告により、正規サイトから不正サイトへ誘導・攻撃される。

2.許可を求められる時には要注意
  ⇒本当にマクロを有効にしても大丈夫なんですか?

3.アプリをインストールする時には要注意
  ⇒インストールするアプリが利用する権限をちゃんと見ましたか?

4.個人情報を入力する時には要注意
  ⇒そんなサイトに、なぜ個人情報の入力が必要なんですか?

<注意>慣れ・好奇心・不安に気付き、迷った時には「止める」が鉄則!
────────────────────────────────
変幻自在の攻撃の回避方法は、脅威の情報収集と継続的な対策有るのみ。
いつまでも安全が担保される安心など存在しないのが、悲しい現実です。

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(齋藤)

━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!

【バックナンバー】はこちらからご覧下さい!
⇒ https://www.strategyn.jp/2015/10/01/b-2_news_vol-080

▼▼▼▼▼▼ 初めての方や以下の手続きをご希望の方へ ▼▼▼▼▼▼

直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、後々ボディーブロ
ーの様に効いてくるかも知れませんので、しばらくお付き合い下さい。

▼ご意見やご質問を希望の方はお気軽にお申し出下さい。
▼メールアドレスの変更をご希望の方はお知らせ下さい。
▼メール配信がご不要な方はお手数ですがご一報下さい。

___ SSL+独自の安全処理を施した【専用フォーム】にてお手続き。 
|\ /| ⇒ https://secure.b-2.jp/mailform/strategyn/form008.html
| 〒 |【注】このメール宛への直接のご返信には対応しておりません。

 ̄ ̄ ̄
━━【発行元】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<業務システムの安定稼働 と 業務データの維持保全>をサポート
────────────────────────────────
株式会社インフィニティ|月刊 B-2 News編集局
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-1-23-9F

編集長|齋藤 純(Atsushi Saitoh)
Tel  |092-714-2500
Fax  |092-733-0066
Mail |newsletter@b-2.jp
Web  |http://www.b-2.jp
────────────────────────────────
<主観的な安心は客観的な危険! あなたの安心は安全ですか?>

安全な 全Webコンテンツ完全SSL暗号化
安全な 全Webコンテンツ自動バックアップ
安全な PC/Eメールサーバー間SSL暗号化
安全な Eメール型SSL暗号化データ送受信
安全な ASP型SSL暗号化大容量データ送信
便利な マルチWeb対応
便利な マルチ・ドメイン対応
便利な マルチ・デバイス対応

<中小企業向けサーバー>
http://www.strategyn.jp
────────────────────────────────
免震ビル|生体認証|防犯・防災監視|電源・回線・機器の冗長化対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Vol.079 面倒なWindows設定を楽にする「ゴッドモード」って一体何?

【月刊 B-2 News Vol.079】を配信します。
────────────────────────────────
このNewsレターは、株式会社インフィニティが自社にて運営管理する、
インターネット・サーバーサービスをご利用のお客様や、お取引先様、
関係諸団体の皆様、名刺交換させて頂いた皆様へ、毎月第1営業日に
お届けしている<ICT情報の定期便>です。お気軽にお読み下さい。

▼初めての方や以下の手続きをご希望の方は最後尾からお読み下さい。

◆メールアドレスの変更をご希望の方
◆ニュースレターの配信がご不要な方
       
━━【B-2 News Vol.079】━━━━━━━━━━━【2015/09/01】━━

<特集>面倒なWindows設定を楽にする「ゴッドモード」って一体何?

━━【ご挨拶】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊 B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。

9月にお誕生日を迎える皆様へ、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!

━━【特集】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

面倒なWindows設定を楽にする「ゴッドモード」って一体何?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Webサイト構築に関する技術情報を担当している技術部の山下です。

今回は、インターネット上で「ゴッドモード」や「神モード」等と呼ば
れている、パソコン設定へのリンク画面について解説したいと思います。

────────────────────────────────
無料アップグレードにも関わらず以外と様子見が多い「Windows 10」
────────────────────────────────
「Windows 10」への無料アップグレードが公開されてから、約1ヶ月が
過ぎましたね。しかし、アップグレードを実行された人は予想していた
程多くは無かったようです。

たとえ、アップグレードが無料でできたとしても、慎重に情報を収集し
て、様子を見てから実行される方が多いのかも知れませんね。

────────────────────────────────
まだ大勢を占めるWindows7/8/8.1を「ゴッドモード」が効率アップ?
────────────────────────────────
ところで、「Windows XP」のサポートが終了した現在、「Windows 7」と
「Windows 8/8.1」が大勢を占めるようになりました。
(主に「Windows 7」のようですが・・・)

ところがその際に、パソコンの設定をするための「コントロールパネル」
の画面デザインが変わってしまい、様々な設定をするための場所が微妙
に変化して、初期設定でとまどわれた方が多かったことと思います。

タブレットモードでの画面はともかく、デスクトップモードでの設定に
関しては、個人的には、今後大きく変化することはないのではないかと、
思っていますので、今までどおり「コントロールパネル」からたどって
いけば目的の設定画面は表示されるので、現在のやり方を覚えてしまえ
ば大丈夫かと思っています。

それでも、必要な設定画面には、素早くたどりつきたいと思うことは
多々ありますよね。

「コントロールパネル」の画面を出してたどっていけばよいのですが、
必要な設定画面に行き着くまでには、階層が深い場合も多いようです。

────────────────────────────────
パソコンの各種設定変更を楽にしてくれる「ゴッドモード」とは?
────────────────────────────────
以前から、おぼろげに「ゴッドモード」なる画面の存在は知っていたの
ですが、「Windows 10の様子見」を機会に、せっかくですので、今回試
してみることにしました。

実際の画面は、「コントロールパネル」の先にある、各設定へのリンク
集(ショートカット集)になります。

こんなに設定項目があったのかと、うんざりするほど設定項目が表示さ
れますが、設定の種類ごとにグループ分けされていて、設定画面へもダ
イレクトにたどり着けるので、慣れてしまえば、返って便利でしょう。

表示される設定項目名やその説明については、これから修正されたりす
ることもあるかもしれませんが、大幅な修正が入ることは無いのではと、
個人的には予想しています。

実際に使用してみると非常に便利で、もっと早くに試しておけば良かっ
たと、今さらながら少々後悔しております。

────────────────────────────────
「ゴッドモード」の扱い方は思いのほか簡単そう?
────────────────────────────────
この「ゴッドモード」と呼ばれる画面の出し方は思いのほか簡単です。

まずは、デスクトップ画面等の任意の場所に新規フォルダーを作成し、
つぎに、そのフォルダーの名前を以下のように変更します。

「GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}」
・・・「GodMode」は他の名前でも構わないようです。

名前を変更すると直ちにフォルダーのアイコンが変更され、
そのフォルダーを開くと、設定項目の一覧が表示されます。

変更する名前は、Windows 8/8.1でもWindows 10でも同様ですので、
多くの方の作業効率のアップにつながるお得な情報かも知れませんよ!

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(山下)

━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!

【バックナンバー】はこちらからご覧下さい!
⇒ https://www.strategyn.jp/2015/09/01/b-2_news_vol-079

▼▼▼▼▼▼ 初めての方や以下の手続きをご希望の方へ ▼▼▼▼▼▼

直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、後々ボディーブロ
ーの様に効いてくるかも知れませんので、しばらくお付き合い下さい。

▼ご意見やご質問を希望の方はお気軽にお申し出下さい。
▼メールアドレスの変更をご希望の方はお知らせ下さい。
▼メール配信がご不要な方はお手数ですがご一報下さい。

___ SSL+独自の安全処理を施した【専用フォーム】にてお手続き。 
|\ /| ⇒ https://secure.b-2.jp/mailform/strategyn/form008.html
| 〒 |【注】このメール宛への直接のご返信には対応しておりません。

 ̄ ̄ ̄
━━【発行元】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<業務システムの安定稼働 と 業務データの維持保全>をサポート
────────────────────────────────
株式会社インフィニティ|月刊 B-2 News編集局
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-1-23-9F

編集長|齋藤 純(Atsushi Saitoh)
Tel  |092-714-2500
Fax  |092-733-0066
Mail |newsletter@b-2.jp
Web  |http://www.b-2.jp
────────────────────────────────
免震ビル|生体認証|防犯・防災監視|電源・回線・機器の冗長化対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Vol.078 Windows 10へのアップグレードは有り? それとも無し?

【月刊 B-2 News Vol.078】を配信します。
────────────────────────────────
このNewsレターは、株式会社インフィニティが自社にて運営管理する、
B-2サーバーサービスをご利用のお客様や、お取引先様、関係諸団体の
皆様、名刺交換させて頂いた皆様へ、毎月第1営業日にお届けしている
<情報の定期便>です。お気軽にお読み下さい。

▼初めての方や以下の手続きをご希望の方は最後尾からお読み下さい。

◆メールアドレスの変更をご希望の方
◆ニュースレターの配信がご不要な方
       
━━【B-2 News Vol.078】━━━━━━━━━━━【2015/08/03】━━

[1]ご挨拶_:戦いに勝ち続けるためには想定外の戦術で挑む場合も?
[2]特集__:Windows 10へのアップグレードは有り? それとも無し?
[3]編集後記:Windows 10を三度目の正直のサブマシンでお試しか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1]ご挨拶:戦いに勝ち続けるためには想定外の戦術で挑む場合も?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊 B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。

8月にお誕生日を迎える皆様へ、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!

つい先日の猛暑の中、恒例の「西日本大濠花火大会」が開催されました。
360度の全方向から鑑賞できるのが最大の魅力ですね。
以前、知り合いが所有の間近のマンションの窓を開放して観た経験が有
ります。煙や臭いや焼けた残骸が降り注ぎましたが大迫力で壮観でした。
九州の人気花火大会のランキング第3位には納得ですね。

ところが、今年はある重要な会合と完全にバッティング・・・ 
会合の閉会後に歩いた天神の街中のビルとビルの隙間から偶然に見えた、
フィナーレの花火の乱発はそれはそれは豪華でしたよ。

やっぱり、「花火」を観なければ、夏が感じられませんよね!

────────────────────────────────
宿敵日本に戦術を変えて挑んできた百獣の王アメリカの本気度が
────────────────────────────────
FIFA女子ワールドカップ カナダ2015の1次リーグでは、並み居る強豪を
ことごとく破ってを順調に決勝戦まで勝ち進んだ日本の「なでしこ」が、
再び決勝戦で宿敵アメリカと戦い、4年前の優勝の連覇に挑みましたが、
1999年の大会以来初の史上最多3回目の優勝を目指す強豪アメリカの想定
外の戦術が効果的に働き、試合開始から厳しい展開が待っていました。

────────────────────────────────
試合開始早々に今大会初めての失点が続き動揺するなでしこ達の姿が
────────────────────────────────
アメリカの猛攻はキックオフから始まりました。
スピード感に溢れてテンポの早いパス回しの攻めで、試合開始早々に、
2点目も失点し、落ち着きを失ったなでしこ達の姿がそこに有りました。

落ち着きを取り戻そうとピッチ内で集まって必死に声を掛け合いますが、
アメリカの猛攻は更に続き、今度は高さを武器にした攻めで更に3点目を
失点、そして続けざまに更に4点目を失点・・・もう攻撃が止まりません。

この直後に日本ベンチが動き、宇津木選手・鮫島選手・宮間選手へと、
次々にポジション変更を試みた後に、ようやく大儀見選手が待望の1点目
を得点してくれました。

更に日本ベンチは、岩清水選手に代えて澤穂手を投入、阪口選手のポジ
ションを変更、さらに、川澄選手に代えて菅澤選手を投入、大野選手の
ポジションを変更して攻撃力アップを目指した結果、攻め続けられて長
かった前半を1対4の3点差で何とか耐え凌ぎました。

そして迎えた後半戦、反撃に出た日本は宮間選手のフリーキックが相手
選手のオウンゴールを誘ったお陰でやっと2点目を得点したのも束の間、
その直後には再び、アメリカから5点目を奪われる展開に。

その後、大野選手に代えて岩渕選手を投入し、必死になって攻め続け、
度々相手ゴールを脅かしたなでしこ達でしたが、その追い上げも実らず、
2対5で敗れて、惜しくも連破は成りませんでした。

日本が得意とする「セットプレー」をアメリカに研究し尽くされた上に、
今までとは戦い方を変えて挑んできた宿敵アメリカの戦術に歯が立たず、
今試合初めての失点に続く失点になでしこ達は動揺してしまった様です。

────────────────────────────────
点を取る事は確かに大事! でも簡単に点を取られない事は更に大事!
────────────────────────────────
立ち上がりからプレッシャーをかけようという計画が完璧に運んだので、
開始15分で夢ではないかと思いました。選手達に何か特別なことをやっ
てのける能力はあると思っていました。日本のことは尊敬していますが、
今日は自分達のサッカーに集中して、完璧にこなせたと思っています。
・・・と言う、アメリカ女子代表監督の自信と誇りに満ちたコメント。

試合開始から続くアメリカの激しい攻撃に耐え続け、決して諦めずに、
最後の最後まで走り続け戦いに挑み、0対4から2点取り返した頑張りには、
大変に評価できる・・・と言う、佐々木監督のコメント通りです。

アメリカがこちら以上にセットプレーを研究し、どのチームもやってい
ないやり方で挑んで来たことへの自分たちの準備が足りなかったし、
大きなチャンスがいくつか出来たにも関わらず、5点目を失点したことが
一番痛かった・・・と言う、宮間キャプテンのコメントに心が痛いですね。

失点の時間が早くて予想外の展開でした。準備が不十分なタイミングで
試合に入るのは難しかったですが、できる範囲で自分の役割を果たせた。
準優勝で悔しいという気持ちが無い訳では無いが、悔い無くやり切った
・・・と言う、これが最後と成る澤選手のコメントには課題が明確に。

────────────────────────────────
主将と監督の冷静で大局的な捉え方が「ブームでは無く文化へ」の実現へ
────────────────────────────────
現在のなでしこの力が世界3大会で通用した。
その時に出来る最良のプレイをした。
選手の意識が高く目標・仲間を感じることが強かった。
大差は付いたけど、悔しさより清々しさが有った。
更に進化するためには個の質と判断を高めることが必要。
常に上位と戦って勝てる様な自信を高めることが必要。
広い視野で捉えて試合が出来ていたら違う結果が出ていたかも知れない。

どうですか、宮間キャプテンと佐々木監督のコメントです。
チームや選手の現状を冷静に分析して課題と対策も明確です。

サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」の今後が楽しみですね!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[2]特集:Windows 10へのアップグレードは有り? それとも無し?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
技術部ネットワーク担当の池田が日頃利用している、チョット便利な
「フリーウェア」や「Tips」を毎回ご紹介しています。

────────────────────────────────
遂に正式公開された「Windows 10」と「無償アップグレード」の実態は?
────────────────────────────────
先月末に遂にマイクロソフトの新OS「Windows 10」が公開されました。
「Windows 8」では無くなってしまったスタートメニューも戻って来て、
「Windows 8 8.1」ユーザーにとっては興味が有る方も多いでしょう。

また「Windows 7」以降のWindowsを使っている方にはパソコン画面の右
下の「タスクトレイのアイコン」でご存じの通り、「Windows 10無料
アップグレード」の案内があり気になっている方も多いかと思います。

これまで一般のユーザーにとってWindowsのOSは「アップグレード」を
行うものでは無く、購入した時のOSを使い続けるものでした。
「アップグレード」はこれまでは有償で、一部の専門的なスキルが必要
になる為に、一部のユーザーが必要に応じて行ってきた程度です。

しかし。今回の「アップグレード」は1年間は無償で提供されます。
「無償」の為に一般のユーザーにとっては気になる案件とも言えます。

今回の「アップグレード」の作業は非常に簡単です。
ウィザードの内容を理解しつつ、殆どは指示に沿って「次へ」をクリッ
クするだけで作業は進んで行きます。

もし、「アップグレード」を行ったことで重篤な不具合が出てしまった
場合でも、「アップグレード」後1ヶ月間は旧OSに戻せる機能が有ります。
しかし、「アップグレード」中に動作を停止したり起動しなくなる危険
性もありますので、事前に何らかの方法での完全バックアップが必須です。

個人のパソコンの場合は、完全バックアップ対応を行った後であれば、
自己責任で「アップグレード」することは「有り」かと思います。

しかし、業務で使っているパソコンの場合は、想定される全ての事を十
分に考えた上で、判断する必要が有るでしょう。

────────────────────────────────
業務用PCの場合は、「通知」が来ても「即アップグレード」は御法度
────────────────────────────────
タスクトレイ内の案内で「通知」が来ても、「即アップグレード」は
絶対に御法度です。

マイクロソフトが提供しているのは「OSのアップグレード」のみであり、
インストール済みの「アプリケーション」や、パソコンメーカーの独自
機能、周辺機器への対応等が完全に保証されるものではありません。

「アップグレード」については、「パソコンメーカー」・「周辺機器」・
「ソフトウェア」・「金融機関」の4項目について、事前にユーザー自身
できちんとチェックを行う必要が有ります。

確認してみた、今現在の主要な対応状況をご紹介しましょう。

国内のパソコンメーカーのアップグレードサポートについては、およそ
2012~2013年以降のモデルへのサポートが大半です。
メーカーのサポートが受けられないモデルについては、仮に問題が発生
してしまった場合は、自分自身で調査、対処することが必要となります。

プリンタや周辺機器の対応状況については各メーカーでまちまちです。
ドライバー関連には何とか対応していても、付随するアプリケーション
が未対応の場合も有り得ます。

各種のソフトウェアについても同様の状況です。
既存のソフトが利用できる物も多いのですが、一部には新版のソフトウ
ェアでの対応となってしまう場合も有ります。

また、基幹業務で使われているソフトウェアの場合も、秋からの対応に
なってしまうベンダーも有りますので、事前の調査が必要でしょう。

金融機関の対応については非常に厳しい状況で、現状では推奨環境の対
象外と明言している金融機関が殆どです。

────────────────────────────────
「アップグレード」の有無を考える時間は、たっぷり1年間もあります。
────────────────────────────────
業務用パソコンにおける今直ぐの「アップグレード」には、結構厳しい
条件が有る事に気付かされるでしょう。

しかし今後は、パソコンメーカーや周辺機器メーカーのサポート範囲が、
少しずつ広がって行く事期待は持てます。

また、金融機関やソフトウェアも、早急な対応が迫られるはずですので、
今後1年間の有効期間を活用して、各社の対応を眺めながら、
「アップグレード」の時期を見極めていっては如何でしょうか?

但し、一方では「アップグレード」は行わないと言う選択肢も有り得ます。

「Windows 7」は2010年まで、「Windows 8」は2013年まで、マイクロソ
フトからのサポートは続きます。現状のOSに特に不満が無いのであれば、
そのまま使い続けると言う選択も「有り」でしょう。

「アップグレード」の有無については、十分に考える時間が有りますの
で、じっくりと考えた上で結論を出して下さい。

また、「アップグレード」の通知が目障りだと感じられる場合は、
消したり無効化する事も出来ますので、ご遠慮無くお問い合わせ下さい。

もしあなたが、どうしても早く使ってみたいと言うのなら、
ホビーとしてのWindows 10へのアップグレードなら「有り」でしょうね!

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(池田)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[3]編集後記:Windows 10を三度目の正直のサブマシンでお試しか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今月の特集(Windows 10へのアップグレードは有り? それとも無し?)
に、あなたなら真っ向勝負を挑む? それとも挑まない? 私は・・・

────────────────────────────────
「チョイ役ネットブック」を「2-in-1 Win 8タブレットPC」に入れ替え!
────────────────────────────────
長年の間愛用していた「チョイ役のWin XPネットブック」が引退して、
しばらくの間は代用PCを使っていましたが、プレゼンやデモンストレー
ションで不都合を感じていましたので、一念発起して、久し振りに、
サブマシンを入れ替えました。

決して埃を被る事が無い事を前提にスタッフとも相談して、タブレット
としても使える、「2-in-1型Win 8版タブレットPC」に入れ替えました。

────────────────────────────────
世の中に「格安の商品」は無い! 有るのは「価格相応の商品」だけだ!
────────────────────────────────
ところが、某通販会社から届いた商品を喜び勇んでセットアップを行っ
ていたところ・・・、とあるキー・ボタンが押したままで上に戻らない? 
こんなの始めてです。

通販会社に理由を告げたところ、2日後には早速代替品が届きました。
まあ、前のPCはたまたま運が悪かったんだな・・・と、箱を開梱して、
今度は大丈夫だろう・・・と、出したところ、「ハ~?」、今度は別の
キー・ボタンが45度傾いて、おまけに外れ掛かっているし? まだ、
キーボードに何も触ってもいないのに?

いくら「チョイ役」にしか使わないと言っても、何だこのPCはと呆然!
本当に、たまにしか使わない「チョイ役」だから、「安価なPC」で構
わんと軽く考えて購入した結果がこれじゃ・・・。

ところが、廉価品の割りにはそこそこ名前が売れているメーカー品だし、
CPUはクアッドコアだし、Windowsも8でぼちぼちだし、ディスクはSSDと
HDDの二本立てだし、PCとしてもタブレットとしても使えるし、MSオフィ
スも入っているし、バッテリーもかなり長持ちだし、画面も見易いIPS
液晶だし・・・と、安価な割りには期待していたら、見事に裏切られた
のでした。おまけに2回も連続でですよ。

さすがに「安物パソコンは見た目だけで全然信用出来ん」と、怒りと言
うよりも、購入を判断した自分を反省したのですが、世の中には昔から
「三度目の正直」と言う言葉が有るので、通販会社に最後のチャンスを
与えようと、また不良品だったら「キャンセルして全額返金」の約束を
取り付けて、2回目の交換品が翌日7月29日に即納?で届きました。

────────────────────────────────
一度有る事は二度有る、でも二度有った事に幸いに三度目は無かった?
────────────────────────────────
恐る恐る段ボール箱を開き、そ~っと包みを解いて商品を眺め回し、
「YouTube」で見た事がある、全キー・ボタンへの「ストレステスト」を、
優しく実行した結果、今度は何とか「大丈夫!」が確認出来て一安心。

その後、「当日解禁」の「Windows 10」にリスク覚悟の自己責任で、
「エイ! ヤ~!」と早々に「アップグレード」を強行・・・。

あれから6日! 「チョイ役」だけで、日常業務には全く使わないので、
今の所は「安泰」です! 「パッと見」の外見や、「流行」の機能には
条件付きで満足なので「良し!」として、キーボードの造りが「間違い
無くキャシャ」で、直ぐにでも「壊れそうな感じ」が予感されます。

但し、本当にたまにしか使わないけど、そこそこ使えないと困る様な、
そんな「中途半端な商品」の選び方って本当に難しいですよね。

でも、長年コンピューター業界で暮らしていますけど、初期不良品の
「二連発」の経験は初めてだし、勇気を持って挑んだ「三度目の正直」
の経験も初めてでしたが、出来たら最初で最後の「苦い経験」で終わら
せたいですよね。

────────────────────────────────
重要な業務で使用するパソコンの選択は呉々も慎重に! 真面目に?
────────────────────────────────
メーカーの立場も有るでしょうから名前は伏せておくことにしますが、
業務用としてパソコンを利用される方は絶対に真似しないで下さいね。

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(齋藤)

━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!

【バックナンバー】はこちらからご覧下さい!
⇒ https://www.strategyn.jp/2015/08/03/b-2_news_vol-078

▼▼▼▼▼▼ 初めての方や以下の手続きをご希望の方へ ▼▼▼▼▼▼

直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、後々ボディーブロ
ーの様に効いてくるかも知れませんので、しばらくお付き合い下さい。

▼ご意見やご質問を希望の方はお気軽にお申し出下さい。
▼メールアドレスの変更をご希望の方はお知らせ下さい。
▼メール配信がご不要な方はお手数ですがご一報下さい。

___ SSL+独自の安全処理を施した【専用フォーム】にてお手続き。 
|\ /| ⇒ https://secure.b-2.jp/mailform/strategyn/form008.html
| 〒 |【注】このメール宛への直接のご返信には対応しておりません。
 ̄ ̄ ̄
━━【発行元】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<業務システムの安定稼働 と 業務データの維持保全>をサポート
────────────────────────────────
株式会社インフィニティ|月刊 B-2 News編集局
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-1-23-9F

編集長|齋藤 純(Atsushi Saitoh)
Tel  |092-714-2500
Fax  |092-733-0066
Mail |newsletter@b-2.jp
Web  |http://www.b-2.jp
────────────────────────────────
免震ビル|生体認証|防犯・防災監視|電源・回線・機器の冗長化対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Vol.077 Windows 10へのアップグレードは慌てない方が賢明かも

【月刊 B-2 News Vol.077】を配信します。
────────────────────────────────
このNewsレターは、株式会社インフィニティが自社にて運営管理する、
B-2サーバーサービスをご利用のお客様や、お取引先様、関係諸団体の
皆様、名刺交換させて頂いた皆様へ、毎月第1営業日にお届けしている
<情報の定期便>です。お気軽にお読み下さい。

▼初めての方や以下の手続きをご希望の方は最後尾からお読み下さい。

◆メールアドレスの変更をご希望の方
◆ニュースレターの配信がご不要な方
       
━━【B-2 News Vol.077】━━━━━━━━━━━【2015/07/01】━━

[1]ご挨拶_:2020年東京オリンピックメイン会場は私的にはOKですが
[2]特集__:Windows 10へのアップグレードは慌てない方が賢明かも
[3]編集後記:近代史を正しく学べば隣国の挙動への疑問が解けるかも
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1]ご挨拶:2020年東京オリンピックメイン会場は私的にはOKですが
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊 B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。

7月にお誕生日を迎える皆様へ、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!

2015年カナダ女子サッカーW杯の1次リーグは、佐々木則夫監督の慎重
な選手采配が効果的に働いた結果、順調に勝ち進んでいます。
いよいよ次の相手はイングランド。さすがに今度はちょっと手強いかも。

博多の街はそろそろ「博多祇園山笠」に突入です。
今年もまた、全国からの大勢の観光客で賑わうでしょうね。
────────────────────────────────
奇抜で巨大な新国立競技場は私的にはOKですが建設費は何とか成らんの
────────────────────────────────
1964年の東京オリンピックを「観音開きテレビ」の前に釘付けになって
観戦した経験を持つ私にとって、2020年東京オリンピックは夢の再来!
恐らくは、自分が生きている内に見ることが出来る二度目で最後となる、
夢の大イベントのはずです。

日本人の設計では無かったことが悔やまれますが、デザイン性が極めて
高い目を引く建築物の場合は、コスト無視の奇抜過ぎるデザインに異論
が噴出するのは当然ですが、個人的には「インジャナイ!」と言いたく
なる訳ですが、よくよく反対意見を聞いてみると・・・

2020年の東京オリンピック開催そのものが不確実だった時点での検討で、
コンペで最優秀として、イラク出身の女性建築家ザハ・ハディド氏のプ
ランが採用されたそうです。

当初は、コンペは広く公募する予定だったそうですが、応募要件が厳し
過ぎた為に、応募者が少なかった様ですね。

その後、プラン選定の審査員長を務めた安藤忠雄氏の偏った影響力が、
災いしているとか言われていますが、真偽は如何なものでしょう?

但し、モダニズム建築家の槇文彦氏の指摘には一応の説得力が有ります。

1.建物があまりに巨大過ぎて、神宮外苑の景観を破壊する恐れが有る。
2.周囲の道路アクセス能力などから、災害時の安全性に疑問が有る。
3.国家プロジェクトでありながら、情報公開や国民の声の反映が不十分。
────────────────────────────────
建設プランがイラク人なら、改善提案も外国人にコンペさせては
────────────────────────────────
しかし、全てが決まった後でとやかく批判ばかりするのは止めて、
賛否両論を抽出して、上昇が確実視される建設費面の課題も含めて、
双方の歩み寄りを目指した改善提案をコンペしては如何でしょうか?

何よりも一番の課題は「膨張する建築費」ですよね。
一層のこと、日本開催の意義目的に理解を示す海外の投資ファンドを
巻き込んで、資金調達にも協力してもらっては如何でしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[2]特集:Windows 10へのアップグレードは慌てない方が賢明かも
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Webサイト構築に関する技術情報を担当している技術部の山下です。

今回は、7月29日公開予定のWindows 10についてお話したいと思います。
────────────────────────────────
Windows 10へアップグレードするためのデータをダウンロードする予約?
────────────────────────────────
すでに、様々なメディアで7月29日に「Windows 10」が公開されること
が報じられており、Windows 7やWindows8/8.1をお使いの方のパソコン
には「Windows 10を入手する」という表示がタスクバーに表示されてい
るものと思います。

これについては、「Windows 10」へアップグレードするためのデータを
ダウンロードするための予約らしいですが、これを予約しておいてもか
まわないですが、実際にアップグレードを実行するのはちょっと待って
おいた方が良いでしょう。

「Windows 10」についての情報はたくさん報告されておりて、Windows 7
やWindows8/8.1がインストールされているパソコンであれば、ほぼ使用
可能だと言われています。
────────────────────────────────
WindowsタブレットをWindows 10へアップグレードする場合は要注意
────────────────────────────────
ただ、本当に使用可能かどうかは、お使いのパソコンのハードを構成し
ているパーツを利用するためのプログラム、いわゆるデバイスドライバ
ーがすべてそろうかどうかにかかっています。

ちょっと変わったパーツや、そのパソコン専用のパーツを使用してる場
合は、最悪デバイスドライバーが提供されない可能性があります。

特にWindowsタブレットの場合はその傾向が強いのではないでしょうか?

タブレットというハードは、通常のパソコンと比較してプロセッサーや
メモリー、ディスクの容量や性能が抑えられているため、快適に使用す
るために様々な調整が加えられていることが予想されます。

極端なことを言えば、購入した時点のハードとソフトの組み合わせでベ
ストの性能を発揮するように調整されているので、アップグレードする
ことを考慮されていないことが多いでしょう。

「新しいWindowsを利用するなら、新しく購入してください。」という
考え方で割り切って商品化されたものだと思っておいたほうが良いでし
ょう。

また、アップグレードするための機械の条件がすべてそろっていたとし
ても、使用しているソフトに問題がある場合もあります。

当然、現在お使いのソフトは「Windows 10」が発売される前に提供され
たものですから、動作検証は「Windows 10」が正式公開されてからにな
ります。

そのまま利用できることが多いとは予想されますが、「Windows 10」で
利用するための修正プログラムが提供されることも予想できます。
────────────────────────────────
Windows以外入っていないPCでないとアップグレードは失敗するかも?
────────────────────────────────
私個人の考えとしては、Windows以外のソフトがなにも入っていない状
態でないとアップグレードは失敗すると思っています。

普通にパソコンを購入した場合、最初からいくつかソフトが入っている
でしょうから、パソコンを購入した時点までの状態にしたとしても、
アップグレードは失敗するのではないかと思っています。

実際に、アップグレードを実行される方はいるでしょうが、その多くは、
自分でパーツを選択してパソコンを自作されている方々だと思います。

このような方々は、複数のパソコンをお持ちであることが多く、きちん
と動作するパソコンを確保された上で、予備のパソコンでいろんなチャ
レンジをされていることでしょう。

アップグレードに失敗することを予想しつつ、「成功したらラッキー」
という感じで実行されると思います。

さらに、購入されたパソコンの製造元のサイトに、アップグレードの方
法が掲載されているかもしれませんが、その場合はサイトのサポートの
提供につての記述も確認しておいてください。

アップグレードを実行すると、製造元の保証対象外になると思われます。
あくまで、購入した時点での構成について保証するのであってユーザー
がアップグレードするのは自己責任で実行するようにと記載されている
のではないでしょうか。
────────────────────────────────
仕事用PCのWindows 10へのアップグレードにはくれぐれも注意して!
────────────────────────────────
このように、「Windows 10」へのアップグレードはかなりリスクを背負
うことになりますので、会社で使用されているパソコンをアップグレー
ドするのは論外で、個人利用のパソコンでも失敗しても元の状態に戻す
準備が出来てないようでしたら、実行しない方が良いでしょう。

おそらく、今年の秋頃には、「Windows 10」が最初から入っているパソ
コンが登場するでしょうから、それまで楽しみに待方が無難かも知れま
せんね。

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(山下)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[3]編集後記:近代史を正しく学べば、隣国の挙動への疑問が解けるかも
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日6月27日(土)に福岡市内のホテルにおきまして、福岡市内のある
大学の同窓会総会の後に開催された講演会に参加してきました。
毎年恒例で、一般市民にも広く無料で解放されているものです。

大好評だった二年前のジャーナリストの<櫻井よしこ>さんに続いて、
一昨年は、明治天皇の玄孫として知られている<竹田恒泰>さんの講演。
昨年は、テレビ番組でお馴染みの、<金美齢>さんと続きました。
そして今年は、「テレビ番組の放送作家で、最近では、永遠の0(ゼロ)
・海賊と呼ばれた男などの小説でもお馴染みの、<百田尚樹>さんの
講演でした。演題は「日本人の誇り」・・・。

900名定員の会場にはイスが追加され、カベ際にも人が並ぶ大盛況で、
一般の方々も参加出来るとあって、今年も予想通りの超満席でした。
────────────────────────────────
異なる利害の立場を「点」で見るか「面」で見るかで当然分かれる意見
────────────────────────────────
ところが、前々日のある政党の会合の場での発言がフィルターを通して
メディアに流れたのが原因で、会場の外には地元の放送局がスタンバイ。

幸いにも、開演前の大人の判断で会場が騒がしく成ることも特に無く、
「メディア騒動」のお話しを冒頭に触れた後は、放送作家から小説家へ
の転身の経緯と、「永遠の0(ゼロ)」や「海賊と呼ばれた男」の、
小説を手掛ける切っ掛け話しを大変共鳴しながら聴くことが出来ました。
────────────────────────────────
国家や国民の不利益に繋がるような「職業病」は早く治して欲しい
────────────────────────────────
当事者の言葉による「メディア情報の種明かし」と、一方のメディアが
発信する内容には当然の様に違いが存在したのは否めませんでした。
「どちらが間違っている」とはあえて言いませんが、国家や国民の不利
益に繋がるような「職業病」は早く治して欲しいものですね。
────────────────────────────────
「物書き」が日本の近代史の出来事を知らなかったのは実に恥ずかしい
────────────────────────────────
「物書きが日本の近代史の出来事を知らなかったのは実に恥ずかしい」
と言う、自戒の念が籠もった百田さんの言葉には全く共感致しますね。

一昨年の竹田恒泰さんが話した、「歌を忘れたカナリアより恐ろしい
日本を知らない日本人?」の言葉と酷似していて、「日本の近代史が、
国民に正しく伝えられていない」どころか、「フィルターを通した情報」
がメディア上で滑稽に踊っている光景は、一体如何なものでしょうか?
考えれば考える程、薄っすらと恐怖感さえ湧く、極めて怖い状況です。

理性と知性を持ちながらも、それを制御して理想と現実が共存出来る関係。
考えと行動に偏りが無く、中庸で中道な関係作りは出来ないのでしょうか?

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(齋藤)

━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!

【バックナンバー】はこちらからご覧下さい!
⇒ https://www.strategyn.jp/2015/07/01/b-2_news_vol-077

▼▼▼▼▼▼ 初めての方や以下の手続きをご希望の方へ ▼▼▼▼▼▼

直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、後々ボディーブロ
ーの様に効いてくるかも知れませんので、しばらくお付き合い下さい。

▼ご意見やご質問を希望の方はお気軽にお申し出下さい。
▼メールアドレスの変更をご希望の方はお知らせ下さい。
▼メール配信がご不要な方はお手数ですがご一報下さい。

___ SSL+独自の安全処理を施した【専用フォーム】にてお手続き。 
|\ /| ⇒ https://secure.b-2.jp/mailform/strategyn/form008.html
| 〒 |【注】このメール宛への直接のご返信には対応しておりません。
 ̄ ̄ ̄
━━【発行元】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<業務システムの安定稼働 と 業務データの維持保全>をサポート
────────────────────────────────
株式会社インフィニティ|月刊 B-2 News編集局
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-1-23-9F

編集長|齋藤 純(Atsushi Saitoh)
Tel  |092-714-2500
Fax  |092-733-0066
Mail |newsletter@b-2.jp
Web  |http://www.b-2.jp
────────────────────────────────
免震ビル|生体認証|防犯・防災監視|電源・回線・機器の冗長化対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Vol.076 新手の攻撃「ランサムウェア」への感染に関する注意喚起

【月刊 B-2 News Vol.076】を配信します。
────────────────────────────────
このNewsレターは、株式会社インフィニティが自社にて運営管理する、
B-2サーバーサービスをご利用のお客様や、お取引先様、関係諸団体の
皆様、名刺交換させて頂いた皆様へ、毎月第1営業日にお届けしている
<情報の定期便>です。お気軽にお読み下さい。

▼初めての方や以下の手続きをご希望の方は最後尾からお読み下さい。

◆メールアドレスの変更をご希望の方
◆ニュースレターの配信がご不要な方
       
━━【B-2 News Vol.076】━━━━━━━━━━━【2015/06/01】━━

[1]ご挨拶_:選手の努力を台無しにする?放映権を巧妙に操る利権者達
[2]特集__:新手の攻撃「ランサムウェア」への感染に関する注意喚起
[3]編集後記:火山の頻発噴火に続きマグニチュード8.5の巨大地震発生
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1]ご挨拶:選手の努力を食い物にする? 放映権を操る利権者達
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎月ご愛読頂きまして誠に有り難うございます。表面に経営理念である
「一座建立」の言葉が入った「お抹茶色のカラー名刺」でお馴染みの、
「月刊 B-2 News」編集長の齋藤です。1ヶ月間のご無沙汰です。

6月にお誕生日を迎える皆様へ、お誕生日おめでとうございます。
ご家族でお誕生日をお祝いすると共に、少し照れ臭いでしょうが、
ご両親には感謝の言葉を伝えて下さいね。今のあなたが在るのは、
これまでにあなたが出会いとご縁を頂いた沢山の人達のお陰です。
心から感謝しましょう!

福岡の街は今日も好天気です。
このまま「梅雨」をスキップして、一気に夏を迎えて欲しいのですが、
そんなに自分勝手な都合に、快く天気は応えてくれないでしょうね。
適度な雨で福岡の街を湿らせて、さ~っと通り過ぎて欲しいものです。
────────────────────────────────
サッカー選手の一流プレーの裏側で暗躍するFIFA役員の汚職プレー
────────────────────────────────
プロスポーツの中でも、取り分け収入が多いのは野球やサッカーですね。
組織VS組織の戦いですから、構成メンバーの収入総額で見た場合は、
莫大な収入に及びます。もちろん選手達の日頃の努力は当然でしょうし、
その競技の多くのファンの人達に夢や感動を与えたご褒美とも言えます。

しかし、毎年開催されるスポーツと違って、4年に1回しか開催されな
いスポーツとなると、話しは少し変わってくるようです。

先月、メディアを通じて浮上した国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件
ですが、高騰する放映権ビジネスがよそ要因の一つと言われています。

試合自体や関連商品・関連サービス等々、世界中の目を釘付けにする、
メディアを通じたビジネスチャンスが巨額のお金を生み出すのは事実です。

しかし、特定の団体がその利権を牛耳って、販売側とグルになって、
都合良く売りさばいていたとしたら一体どう成るでしょう。
その運営役に支払われた賄賂は「185億円」とも言われています。
────────────────────────────────
サッカーの世界でもビジネスの世界でも綺麗な部分と汚い部分が存在?
────────────────────────────────
従来は世界中への普及を目指して安価で販売されていたテレビ放映権が、
ブラッター氏が会長に就任した1998年を境に衛星放送等に高く販売開始。
その後の大会毎に高くなり、昨年のW杯ブラジル大会に及んでは、
放映権と商標権だけで5,000億円程の収入源に育てたFIFAの功労者です。

W杯からの収入を世界中の貧しい地域のグラウンド整備や、女子サッカー
の普及目的、及びサッカー新興国への資金援助する形で再分配している、
その経営手腕と共に高く評価されていることが理由でしょうか。
────────────────────────────────
イングランドを始めとした欧州勢が次回大会のボイコットを示唆
────────────────────────────────
フェアプレイの精神に反する今回のFIFA汚職事件では、複数の副会長が
退任したにも関わらず、ブラッター会長の5選を許した人達が多い居る
のも事実ですが、一見綺麗に見える美談が汚職によって行われていたと
しても許されるのでしょうか? 母国スイスメディアからの批判も。

仮に、何らかの恩恵を受けたとしても、それで罪が帳消しにされる様な、
そんな対応で本当に構わないのでしょうか? 答は「ノー」の様です。

一見すると社会貢献的に見える行為に対して、その財源には利権や汚職
や癒着の疑惑が拭い切れない現実が存在する事への反発は強いようです。

やはり「スポーツはクリーンでフェア」じゃないと納得出来ませんよね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[2]特集:新手の攻撃「ランサムウェア」への感染に関する注意喚起
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
技術部ネットワーク担当の池田が日頃利用している、チョット便利な
「フリーウェア」や「Tips」を毎月1種類ずつ紹介しています。
────────────────────────────────
パソコン内の大事なデータを人質にする「ランサムウェア」
────────────────────────────────
「ランサムウェア」とはマルウェアの一種で、感染後にはPCなどのデー
タを勝手に暗号化した上で、復号化する為の金銭等を要求します。

これまでのマルウェアでは、マルウェア自体を削除する事で復旧出来て
いましたが、「ランサムウェア」は、仮に削除したとしても暗号化され
たデータは元の状態には戻れません。

昨年の末には、日本語での脅迫文を表示するタイプも確認されており、
今年の4月中旬以降では、国内での感染報告が多数確認され始めました。

国内のコンピューターセキュリティ関連情報を発信する「JPCERT/CC」
でも、「ランサムウエア感染に関する注意喚起」として、
5月26日に告知されました。
⇒ https://www.jpcert.or.jp/at/2015/at150015.html
────────────────────────────────
「ランサムウェア」の攻撃方法及び侵入方法とは
────────────────────────────────
PCに感染する方法は、まず攻撃者は事前に何らかの方法でWebサイト上
のコンテンツを改竄してツールを設置しており、Web上のコンテンツや
メールやSNS等を用いてユーザの誘導を試みます。
誘導されたユーザーに前述のツールを設置したURLを踏ませる事で、
攻撃が開始され侵入及び実行を試みます。

ツールの実行に関して、OSや各種アプリケーション上の脆弱性を突いた
攻撃であり、PC 上に脆弱性が存在した場合は、結果としてランサムウ
ェアに感染する可能性が有ります。

もしも、感染してしまって金銭を要求されたとしても決して支払っては
いけません。ウィルス対策ソフトウェア大手のシマンテックでは、感染
者向けの注意として「決して身代金を支払わないこと。支払っても攻撃
者が約束通りにファイルを復号してくれる保証はありません。」
としています。
⇒ http://www.symantec.com/connect/node/3405081
────────────────────────────────
防衛方法は基本中の基本は「OS及びアプリケーション」のアップデート
────────────────────────────────
「ランサムウェア」の脅威からお使いのPCを守る方法としては、ウィル
ス対策ソフトのウィルス定義ファイルの更新も有効な手段ですが、最も
重要な事は、日頃のPC内部の脆弱性を出来る限り無くしておく事です。

「JPCERT/CC」の「ランサムウエア感染に関する注意喚起」でも記述され
ていますが、攻撃に利用される脆弱性は以下2点が確認されています。

1.CVE-2015-0313 (Adobe Flash Player)
2.CVE-2014-6332 (MS14-064)

上記の脆弱性については、公表後直ぐに修正プログラムが配布されました。

従って、感染を防ぐ為にはMicrosoft Windows、Adobe Flash Player
をはじめ、Java、Internet Explorerなどの、OS やソフトウエアを最新
版に更新することが非常に効果的です。

最新のOSやアプリケーションは、自動的に修正プログラムをダウンロー
ドして更新する機能を持っていますので、是非この機能が「有効」にな
っているのを確認して、危険な脆弱性を放置しない様に心掛けて下さい。
────────────────────────────────
万が一の為にも、データのバックアップも効果的です。
────────────────────────────────
しかし、公開されているPCの脆弱性を解消したとしても、ウィルス対策
ソフトウェアを導入したとしても、未知の脆弱性を突かれたり、未知の
ウィルスなどによって、不幸にも感染する可能性はゼロとは言えません。

また「ランサムウェア」は、スマートフォンでの感染報告もあります。
⇒ http://news.mynavi.jp/news/2015/05/01/253/

例え感染して、データの暗号化攻撃が発生してしまった場合でも、日頃
のバックアップを完全に行う事で、被害は最小限に抑えられるはずです。

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(池田)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[4]編集後記:火山の頻発噴火にマグニチュード8.5の巨大地震の発生
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨年に引き続き、5月29日に新岳の噴火に見舞われた口永良部島では、
町の避難指示に基づき、住民など137人が屋久島に避難していましたが、
本日6月1日にようやく住民の代表11人の「一時帰島」が認められて、
住宅の状況確認や当面の必需品の持ち出しが出来たそうです。
────────────────────────────────
地震大国日本ならではの被災意識と危機対策が人的災害を食い止めた
────────────────────────────────
口永良部島の新岳の噴火に続いて、翌日の5月30日には今後は小笠原沖で、
マグニチュード8.5の巨大地震が発生しました。
これは、2011年の東日本大震災(マグニチュード9.0)以来の大規模です。

今回、気象庁が緊急地震速報を発表しなかったのは、
地震の震源の深さが590キロと深い深発地震だったことが原因だそうで、
震源の深さが150キロを超える場合では、震源からの距離が遠くなると、
震度が弱くなるという予測式では精度を保った計算が出来なくなるので、
気象庁いわく「現在の技術では限界がある」とのこと。

地震大国であり、地震に関する研究では他国より進んだ実績を持つ日本
にも関わらず、「現在の技術では限界がある」と言わざるを得ない状況
の地震がまだまだ存在すると言うのが現実のようで、あのアメリカ人の
地震研究者の「地震の予知は不可能です」の言葉に真実味が・・・。

地震や噴火への「またか?の慣れ」も怖いことですが、
「地震は来るもの」、「噴火はするもの」との日頃の意識と対応が、
致命的な人的被害に及ばなかった理由なのかも知れませんね。 

それでは、次回の<月刊B-2 News>でまたお会いしましょう。(齋藤)

━━【最後に】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回の内容はいかがでしたか? 皆様のお役に立てれば幸いです!

【バックナンバー】はこちらからご覧下さい!
⇒ https://www.strategyn.jp/2015/06/01/b-2_news_vol-076

▼▼▼▼▼▼ 初めての方や以下の手続きをご希望の方へ ▼▼▼▼▼▼

直ぐには役に立たない知識や情報かも知れませんが、後々ボディーブロ
ーの様に効いてくるかも知れませんので、しばらくお付き合い下さい。

▼ご意見やご質問を希望の方はお気軽にお申し出下さい。
▼メールアドレスの変更をご希望の方はお知らせ下さい。
▼メール配信がご不要な方はお手数ですがご一報下さい。

___ SSL+独自の安全処理を施した【専用フォーム】にてお手続き。 
|\ /| ⇒ https://secure.b-2.jp/mailform/strategyn/form008.html
| 〒 |【注】このメール宛への直接のご返信には対応しておりません。
 ̄ ̄ ̄
━━【発行元】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<業務システムの安定稼働 と 業務データの維持保全>をサポート
────────────────────────────────
株式会社インフィニティ|月刊 B-2 News編集局
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-1-23-9F

編集長|齋藤 純(Atsushi Saitoh)
Tel  |092-714-2500
Fax  |092-733-0066
Mail |newsletter@b-2.jp
Web  |http://www.b-2.jp
────────────────────────────────
免震ビル|生体認証|防犯・防災監視|電源・回線・機器の冗長化対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━